My Stage 令和3年12月改訂  




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よいお年を!





-12月29日-
 数年に一度という聞きなれた表現のもと、近畿北部その他の雪害が報じられて今年もあと二日。退職したので出来事探しに苦労したのですが、一応今年の五大ニュースを記しておきましょう。まず第1は今月の日体大での講演。2番目は夏の「桃太郎の会」の再演。3番目は今年も神戸大で集中講義ができたこと。4番目は拙稿が読者投稿欄ではありますが『クライテリオン』の3月号に掲載されたこと。最後は私的なことですが6月末からジムに通い始めてすっかり「日常」になったこと。
第2波か?





-12月27日-
 もと高知大学附属小学校教諭で「提案する社会科」の火付け役の一人だった茂松先生が、ネットで懇意になった兵庫の先生2名をともなって宝塚に来て下さいました。集ったお好み焼き屋に大正町の栗焼酎「だばだ」があったこともあって、懐かしい高知の先生方のその後の話や、故・有田先生との思い出など、社会科教育華やかなりし頃の話題で盛り上がりました。「提案」も昨今あらためて注目度が高まっているそうで、いわば第2波のきざし。コロナに負けず第6波あたりまでは‥。
クリスマスメニュー





-12月26日-
 「カニとアボガドのサラダ」「栗とレーズンを詰めた七面鳥のロティ」「チョコレートムース メレンゲ添え」。これがパリの某保育園の給食メニューだと新聞のコラムにありました。3歳の頃から前菜、主菜、デセールというフランス料理の様式を学ばせるらしいとのこと。翻ってわが日本。コンピュータだの英会話だのと流行を追うことには熱心なのですが、「わたしたち」の文化、と言って大袈裟なら「こだわり」を大切に伝えていくという矜持を忘れて、もうずいぶんと時が経ちます。
超越的というか





-12月24日-
 今日届いた『社会科教育研究』最新号を何気なくめくっていたら、小欄の名前が小見出しにそれもゴシックで登場していたのでびっくりしました。愛媛大学の井上さんの論文で、子供と外部人材の関係を「提案型」では垂直的、唐木案では水平的と意味付けています。小欄はといえば昨今は有能感をむしろ危険視していますから「超垂直型」(笑)なんですが、いまさら論争したいとも思う年頃でもないので、むしろ名前を出してくれたことをクリスマスプレゼントだと感謝しています。
附小研究会




-12月22日-
 鳴門教育大附小で2月に研究発表会があるので、一泊二日で参加しようと思っていたのですが、最新情報では「参加は県内に限る」とありがっかり。四国四県ではもうずいぶんと長く感染者はゼロですし人流と感染拡大はあまり関係がないという報告もあるというのに残念です。誰かがどこかで思い切らないといけないのですが、こういう自粛策は、始めるよりも終わる方がむしろ勇気が必要なんですよね。
講演記録




-12月20日-
 12日に日体大で行った講演の記録を作成しました。べつにそうする義務もなかったのですが、せっかく苦労してつくり上げた「屁理屈」なので、この際残しておこうと思ったわけです。で、先日、関係の数人に添付ファイルで送付したのですが、あとになって若干気になる表現も見つかったので「修正版」を作成して、こちらはこのHPの「閑言録」に掲載することにしました。閑言というより放言に近いですが。
100億





-12月18日-
 Z商店の前澤某氏が友人と宇宙旅行に出かけていて、テレビでも大きく取り上げています。でも、「なんだかなあ」って感じです。額に汗したかどうかはわかりませんが、氏がそれなりに仕事に勤しんで儲けた金ですから100億をどう使おうが自由なんですが、もとを正せば消費者から集めたお金です。宇宙旅行の夢を売るのも結構ですが、ビル・ゲイツみたいにドカ~ンとたとえば50億を犯罪被害者の支援に役立てるなどの社会貢献にあてたらもっと評価されるのになあと思ってしまいます。
過剰自粛





-12月16日-
 今回の東京行きで往路にJLを使ったのは久しぶりに飛行機に乗ってみたかっただけのことで、初めてA350-900に搭乗できてそれなりに満足なんですが、一方で過剰サービスに辟易としたところもあります。原因はコロナで、「あれも必要、これも言っておかないと」と次々に気を配った結果、小さな親切が積もり積もって大きなお世話になっているという感じ。まさにT・ホールの「延長の転移」そのもの。‥と思っていたらマンションのエレベータ内に「行先階のボタンは第2関節で押せ」。
効率





-12月14日-
 恵比寿もそうですが、今回投宿した大崎駅周辺も、再開発でオシャレ度満開の街並みになっています。一方でささいなところにもいろいろな変化を感じました。駅の券売機は大半がチャージ用になっていて文字通りに乗車券を売る機械は隅っこ。改札機もほとんどがカードタッチ用になっています。ホテルの部屋には約款や館内案内の冊子が必ずあったのですが、すべてテレビモニターで見るようになっていました。新聞の配架も販売もなし。各自がスマホで見ればいいということらしいです。
充実した一日





-12月12日-
 11:30に新宿の京王デパートの飲茶料理店で佐藤先生(敬愛大)と落ち合いました。生活科研究の課題などについておしゃべりしながらランチ。震度3の揺れを味わって渋谷経由で東急田園都市線の桜新町へ。タクシーで日本体育大学に向いました。科研の打ち合わせが早めに終わったので小欄の「漫談」も14時過ぎ開始。無事終了して半蔵門線経由で早めに東京にもどり17:30に修了生の前田先生と合流。串揚げをつまみながら昨今の学校現場の実情などについて大いに語り合いました。
いざ東京へ




-12月11日-
 人一倍モバイルな小欄も、退職とコロナのダブルパンチでこの1年半はまったく遠出らしい遠出はできず。ですので、今回の上京は本当に待ち焦がれていました。伊丹からJLで羽田へ、雲一つない晴天で雪をいただいた富士山がくっきり。東京は予報通り小春日和でした。蒲田で昼食をとって五反田へ。午後は楽しみにしていた太田先生とのおしゃべり。やはり新赴任地ではいろいろとご苦労があるようです。
まちがいさがし




-12月9日-
 「昭和16(1941)年12月8日に真珠湾で日本軍が奇襲攻撃を行ったことで大平洋戦争の幕が切って落とされた」。この文章のまちがいを探せという問題を作りました。ありがたいことに来夏も神戸大で集中講義を担当することになったので学生に投げかけてみようと思いますが、まず正解者はゼロでしょう。日本の歴史を教えている小・中・高校の先生でも、5か所の間違いを全部指摘できる人は稀でしょうね。
言われてみれば





-12月7日-
 確かにカマラ・ハリスの噂を聞く機会がほとんどありません。日本のマスコミだけではなくおひざ元のアメリカのマスコミでも同じなんだそうです。原因は彼女の暴言や奇行にあるのだそうで、いわば政界で浮いた存在になってしまったとか。ハリスさんといえばダイバーシティの象徴のように言われて鳴り物入りで登場したのですが、それが一転。そういえばわが国でも鳴り物入りで登場してすぐ見捨てられた政権がありました。有権者教育も必要なんですが、人を選ぶって本当に難しい。
当事者





-12月5日-
 先月26日の項で紹介した谷村論文のうちの一つを拝読しました。『教育学研究』88巻2号に掲載された「『ジレンマほぐし』の授業実践と批判的実在論」です。「不在を不在化する」というフレーズが印象に残っています。それと興味深かったのは「当事者性」という概念。この「当事者性」は同じく26日の項で紹介した岡田先生の大著のキーワードでもあります。へそ曲がりな小欄は、今週末の講演では、この当事者性概念を180度いや160度ぐらい曲解して乱用させていただくことにしました。
なにゆえの





-12月3日-
 最近某テレビ局では、防犯カメラや車載カメラに収められた犯行映像をさかんに報じています。大半はあおり運転とか落書きとか盗みなどの遊び半分の犯行なのですが、見ていてあまり気分のいいものではありません。放送したところでその本人たちがそれを見る可能性は少ないでしょうし、見て反省する確率はゼロでしょう。下手をすると模倣犯を産む可能性もあります。やらせではない「それなりの迫力ある映像」で視聴率稼ぎをしているとしか思えないのですが、いかがでしょうか。
教え子遠方より




-12月1日-
 鳴門時代の小ゼミ修了生の兵頭さんが大阪への往路、宝塚に立ち寄ってくれました。彼は神奈川県の中学校で社会科を教えていたのですが、いまは故郷の愛媛にもどって、彼の教師経験と人生経験を活かせる職場でそれなりに頑張ると同時に、大学院博士課程にも在籍して博論を構想中というから頭が下がります。小欄はといえば、その帰途、阪急百貨店で銘酒「小鼓」を買って帰って御機嫌という体たらくです。