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| ■ 教育直語 過去の研究室日誌へのリンクは最下段に |
■一文字ちがい
-1月31日- |
感染症関係の学会から「変異種と変異株とは全く違う概念なのでこれからは誤解を招かぬよう”株”と表記せよ」というアピールがありました。部外者にはどうでもいいように思えるのですが、その筋の人には気になるようです。一文字違いと言えば「附属学校」のことを新聞は「付属学校」と書きます。そういう決めになっているのだと関係者から聞いた覚えがあります。「インドの雨期は~」などというのも誤記で、「雨期」と書くと地球上をマンモスが歩いていたころの話になります。正しくは「雨季」。人のことは言えません。小欄もこだわっている。 |
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■時ならぬ企て
-1月29日- |
いずれ読もうと研究費で購入しておいた『死生論』をようやく本棚から引っ張り出しました。曽野綾子さんのスタンスにはかなり共感するところがあり、そのせいか、あるいは偶々なのか小欄の書き散らす文章の雰囲気はどことなく彼女のそれに似ています。で、久しぶりに触れて刺激を受けたせいか、これまた久しぶりにちょっとまとまった文章を書きたくなりました。本欄のように最大7行では書ききれぬことも少なくなかったからです。海外での椿事や日常の些事についてできれば洒脱にまとめてみたいとHPへの貼り付けも含めて検討中。 |
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■ちょっぴり残念
-1月27日- |
今日は関西福祉科学大学教育学部の卒業研究発表会。今回卒業予定の学年とは3年間のつきあいでしたし小欄のファンも多かったので、発表会に顔を出してやろうかなとも思って様子を聞いてみたところ、「密」回避のための人数制限で教室は関係者で満杯、学部長ですら不参加とかで断念。心配なのは連中の卒業後です。このご時世ですからどこの企業も採用を控えていますしバイトや非正規は真っ先に切られています。一声励ましてやりたかったですね。 |
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■イスラエル
-1月25日- |
ワクチンの獲得・接種競争が始まっていますが、イスラエルではすでに国民の3割に接種完了とのこと。第三者機関による国民の健康管理システムもさることながら、接種後のデータを製薬会社に提供して供給者側との共同戦線を構築しているあたり、さすがに胸のすくような要領の良さ。イスラエルについてはパレスティナ政策への批判もありますし、小欄の海外滞在日数で抜群第一位の国ということもあっていささかのひいき目は否定できないとは言うものの、水と安全はタダだと思って「いない」国の強靭さにあらためて感服した次第。 |
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■憂鬱な連想
-1月23日- |
バイデン新大統領の就任式が盛大に行われました。膨大な数の星条旗をはためかせレディガガの朗々たる国家斉唱・・と演出たっぷりでした。ところで何かのはずみでわが国で同様な式典をやることになったとして、膨大な数の日の丸をはためかせ、平原綾香(注:小欄は彼女の歌唱法は嫌いですが)が君が代を歌ったら、またぞろ「いつか来た道」とか「忌まわしい過去」とか大騒ぎになるでしょう。でも、星条旗だって五星紅旗だってユニオンジャックだって、立派に泥だらけです。まったく、「日本の常識は世界の非常識」(竹村健一)ですね。 |
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■カニエアコン
-1月21日- |
「冷凍ものは使いません」という触れ込みに釣られて昨年末「某カニツアー」に申し込んでいたのですが、GoTo停止をうけて旅行社から早々と「キャンセルしますか」とのメールが届きました。なまじっか少人数で催行するよりもいっそツアキャンしちゃう方が得策ということでしょう。それに連日の大雪ですから。今日がそのツアーの日。いつになく好天。先日こわれたエアコンの修理が無事終わったのはいいのですが、ツアー料金の返金額とほぼ同額が修理代でパア。 |
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■心配性ですか?
-1月19日- |
菅総理は国民に遠慮してワクチンを率先して受けるつもりがないそうですが一国の総司令官の健康は安全保障上必須なのに何をのんびりしたことを・・と唖然としました。ひょっとして「俺なんか入院しても何も変わらん」と観念してのことかも。それはともかく、政府要人や治安関係者、自衛隊指揮官レベルの接種優先順位はどうなっているのでしょうか。いい意味で「こっそりと」手が打ってあるのなら安心なのですが、総理の発言を聞くかぎり不安が先立ちます。 |
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■共通テスト
-1月17日- |
名称が変わり出題のコンセプトも思考力重視になったとのことですが、試験の段取りはほぼそのままのようなので、自宅で時計を見ながら「今頃は問題配布か」などと想像していました。監督はおろか入試関係の仕事も結構やっていたので、この季節になると当時の苦労がまざまざと蘇ります。何もなくて当たり前、何かあったら大目玉、拘束時間の大半はただ突っ立っているだけという、精神衛生上まったくよろしくない仕事でした。まっ、大過なく終了してよかった。 |
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■ロスの効用
-1月15日- |
健康や親のありがたさは失ってはじめて実感するとよく言いますが、コロナのおかげで、「あるべきものがない」ことの淋しさを多くの人が噛みしめています。ほろ酔い気分のサラリーマンが千鳥足でネオン街を徘徊し奇声をあげているような、いささか不健康でときに猥雑な風景ですら懐かしく、そういう不浄や非合理も含めてこその「日常」だとあらためて思い至ります。進歩主義者はニューノーマルだとはしゃいでいますが、とんでもない。市井の常民はトラディショナルノーマルにこそ、決して意識されない安らぎを覚えるにちがいありません。 |
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■一条の光
-1月13日- |
先日神戸大学の担当の先生から「来年度もお願いします」とのメールが届きました。集中講義ですが、あと1年授業ができる! 早速その夜はささやかな祝杯をあげました。講義の全体構成はほぼ今年度で完成したと思われますし、パワポの内容修正も思いつくのが1か所あるだけですので、いまさら知恵を絞ることもあるまい・・と、いまは思っていますが、どうせ近づいたらまたまたパワポをいじくるに決まっています。このどうしようもない悪癖、自覚してます。 |
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■不安商法
-1月11日- |
学習指導要領の改訂はM出版の経営支援のためでは・・などと昔悪態をついたことがありますが、人々の不安というのは古来金儲けの一手段となってきました。昨今のワイドショーはコロナ禍の先行き不安をこれでもかと伝えて数字をとって(視聴率を稼いで)いるかに見えます。そんな中で「正義のミカタ」は、欧米に比べて重傷者が少なく医療施設も整っている日本でなぜ医療崩壊だ緊急事態だという騒ぎになるのかについて、専門家の侃々諤々の議論を面白く伝えてくれていて勉強になりました。こういう番組がもっと増えてほしいです。 |
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■関学期末試験③採点
-1月9日- |
世界初(?)のサバイバルゲーム型試験問題は、当然それなりの仕掛けが必要ですから作問にはずいぶんと苦労しました。反面、採点は楽しいものでした。なにしろ絶対的な正解などというものは存在しませんから、間違ってさえいなければすべて正解です。学生諸君が必死になってしぼり出してきたアイデアには小欄の想定をはるかに超えるユニークなものも多数。採点していて楽しいというのがこの種の問題のメリットですね。平均点は71点強。まあまあです。 |
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■関学期末試験②内容
-1月7日- |
教育方法学に「作問の技法分析」というようなジャンルがあるのなら、これは恰好の研究対象になるかも。ただし内容はいたって単純です。講義で出てきたキーワードの一覧(先月配布)から13個を抜き出して示し、その中の3つを使って意味のある短文を作成せよという問題です。キーワードの意味そのものを説明するのではなく、それを組み合わせて文章という新しい価値を創造させるわけですから、これは文科省の言う「知識の活用」をねらった出題にほかなりません。もちろんそれだけならサバイバルゲームにはなりませんけどね(笑)。 |
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■関学期末試験①予告
-1月5日- |
「とりたてて難問・奇問というわけでもないのですが、前代未聞の形式なので多くの諸君が七転八倒するでしょう。うかつに手を出すと大やけど、13という不吉な数字に惑わされ、気がつくと底なし沼に墜落、はたして何人が無事ゴールにたどり着けるのか、いや、そのゴールがどこにあるのかすら出題者にも分からない驚愕の仕掛け。1月7日午後3時50分。壮絶な40分間のサバイバルゲームの幕が開きます。諸君の幸運を祈る」・・・と今日メールで予告しました。 |
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■年頭所感
-1月3日- |
フランシス・フクヤマに倣ったのか、宮台真司が「終わりなき日常」を唱えたのがもう20年も前のことですが、昨年は「日常」が急停止した一年でした。でもよかったことが一つ。これがきっかけとなってグローバリズムが馬脚を現したこと。小欄の予想を覆す早さです。ついでのことに、モダニズム、ポピュラリズムも、どうせ一蓮托生でしょうから、早いとこその紊乱にブレーキがかかってほしいものよ、というのが相変わらずの年頭所感。さて来年は何事を嘆くか? |
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■初春
-1月1日- |
玉虫塗のミニグラスに銘酒「小西誉」を注ぎ息災を祈って一年の始まりです。「蜜回避」を口実に初詣は中止としたので、家でのんびりしました。今年の年賀状にも昨年と同じく「退職しました」「退職します」との添え書きが結構ありました。教え子たちも続々と還暦を迎えています。一方、旅好きの知人も多いので、遠くに出かけられない不遇を嘆いたものも少なくありませんでした。まったく同感。バンクーバーからは雪景色の写真を添えた年賀メールが届きました。 |
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