 |
|
| ■ 教育直語 過去の研究室日誌へのリンクは最下段に |
■大晦日を前に
-12月30日- |
今日はほぼ一日冷たい雨でした。明日以降正月三が日はいいお天気との予報が出ています。卒業研究原稿もほぼ出そろい、心配していた学生も、まあそこそこ文章をまとめてきてくれたので、今朝は1時間ほどかけてお化粧直しをして送り返しました。一時は秋にも退職しようなどと心迷っていたのですが、なんとかゼミ生たちと一緒に卒業できそうです。1年を振り返ってみるのですが、今年は8月の同窓会とそのうれしい余波以外にはこれといったニュースはありません。遠出の旅行もなかったし・・。来年も穏やかな日々が続きますように。 |
|
|
■地図に遊ぶ
-12月27日- |
あまり自覚はないのですが、ちょっと心の余裕ができてきたのか、特段のあてもなく地図帳を眺めるというここしばらく経験しなかった趣味を復活させています。いくつか気づいたことが。磁南極は100年で1000キロ移動しています。調べてみたら磁北極も同様でした。なぜなんだろう? 高校教師をしていたころ回帰線は23度27分と教えていたのですが、見ると23度26分になっています。小欄が長年まちがっていたのか、それとも地軸の傾きが変わったのか? あきらかな誤記も発見! 正月明けに二宮書店にメールを送っておかねば(笑)。 |
|
|
■へそ曲がりですか
-12月25日- |
東日本大震災のシンボル的存在だった陸前高田市の一本松で作られた十字架に、来日したローマ教皇が祈りをささげたという報道がありました。復興を願って祈って下さったわけで、それはいいのですが、その十字架が陸前高田市に寄贈されたそうで市長が感激しているとなると、小欄は首をかしげざるをえません。日蓮宗の高僧が仏像を送ったり、ましてや伊勢神宮の偉い人が鳥居でも送ったら、すわ一大事、政教分離の危機だと大騒ぎになるでしょうに。 |
|
|
■久しぶりに出勤したら
-12月23日- |
10日ぶりに大学に行くと、研究室の扉に大きく「HAPPY BIRTHDAY」というド派手なシールと同じく障子を破ってこっちを覗いている猫の顔のシール、それに樅木その他の飾りシールが貼ってありました。ゼミ生のYと教員某の仕業でしょう。ちょっと恥ずかしいのですが、まあせっかくですから当分貼っておきましょう。処理しなくてはいけない事務連絡が存外に少なかったので、出張の手続や1月最初の授業(最強の内閣づくり)で使うパワポを作成したりして退散。 |
|
|
■卒業研究を読む
-12月21日- |
鳴門から帰宅するとゼミ生の卒業研究原稿が添付で多数送られてきていました。未着もあるのですが、まずまずの出足でホッとしています。もちろん内容はというと途中で暗礁に乗り上げたままというものもいくつか見当たります。とりあえず指導可能なレポートについては必要なお化粧直しを施して返送しました。某大学では就職対策として平仮名の練習をさせていると聞きました。スマホ操作は得意でも肝心の字を書く、文章をまとめるという能力はこれからますます低下していくことでしょう。「国語教育の問題」ではなく「文明の危機」です。 |
|
|
■最後の夜・・・か
-12月19日- |
今回の「集中講義」は事情があったのか3日間。1日5コマの計算になるのですが、4日間に比べてかなり楽です。メニューは基本的にいつもどおりですが、例の「花いっぱい道路」を特別に再上映して講義を終えました。送りの車の都合で時間があったので、そのまま評価テストの採点と成績提出もすませて、懇親会場の「ジェンマ」へ。太田先生、谷村先生、金野先生、田村先生が席を設けてくださいました。「総合」も西村先生が亡くなり、近森先生が今秋退職(高知へ)。太田先生も来春退職へ。コースの存続すら危ぶまれています。 |
|
|
■鳴門・集中講義
-12月17日- |
昨日は昼過ぎ鳴門入り。1年ぶりです。午後は修了生のH君と歓談。早めにチェックインして休憩。今日から集中講義です。予算の関係とかで鳴門教育大学大学院現代教育課題総合コースの授業を担当するのもこれが最後です。いささか気合を入れてパワポを作ってきました。正式の受講生は9人ですが、聴講生が2人。ありがたいことです。例によって「かかし」で昼食をとって猫に挨拶。夜は「永代」で西條内科の先生ご夫妻と恒例の夕食会。豪華会席に舌鼓。 |
|
|
■記念すべき
-12月15日- |
12日の英国総選挙で、ブレグジットを掲げる保守党が事前予想を上回る圧勝。EUのそしてグローバル万歳時代の終わりの始まりだろうと小欄は勝手に喜んでいます。「みんな一緒に」にも限界があって、無理がたたれば分裂は必定。英国はやはり大陸とは違うんですよね。ただその英国も、スコットランドが分離独立の勢いを強めていますからいつまで安泰でいられるか。数十年後には新しい地図の風景が生まれるかも。見てみたい気もしますけどね(笑)。 |
|
|
■週末はコンサート
-12月13日- |
教室に「殺せ、死ね~」と怒号がとどろくという、教育委員会が見たら卒倒しそうな授業を3時間目に終えて、夕方は天満のドーンセンターホールへ。日曜日のホイケ、水曜日の忘年会、木曜日の宝塚ホテルでのランチ・・と、行事続きの一週間でしたが、今夜のバイオリンコンサートで幕。いつものことながら、楽器と身体が混然一体となったような演奏を存分に楽しみました。来週の集中講義で使うSurfaceやその充電器などの重い荷物をかかえて10時すぎ帰宅。 |
|
|
■忘年会
-12月11日- |
今週の2年生の授業は参加型人権学習について。人権を守る9人の候補者からベストスリーを選ぶという趣向の授業ですが、数人ずつの班に分かれての候補者選びでは議論沸騰。とても盛り上がった授業になりました。夜は学科有志の飲み会。時節柄忘年会という格好になり、初参加の翼先生はじめ10人もの仲間が集まりました。場所は京橋の「みや澤」という土佐料理店で、店内で藁焼きしたほの温かくて分厚いタタキに山盛りのニンニク、それに懐かしい四万十の栗焼酎もあり、大阪で本格的な土佐料理が味わえて感激でした。 |
|
|
■プラン発表会
-12月10日- |
2年生の授業はプラン発表会を随時はさんでいるのですが、その最終回になる「最強の内閣をつくろう」の今年の計画がまとまりました。これまでは単に担当者が自分の組閣プランを発表するだけだったのですが、今回は事前に候補者を登録させ、それを一覧表にしたパワポをこちらで用意することにしました。そして発表後担当者5人による集団討論をさせてプランの相互評価をさせ、それをうけて、授業終了後「内閣改造案」を作成させるという豪華版にしました。 |
|
|
■アフガン断想
-12月8日- |
ペシャワール会の中村医師がジャララバードでタリバンに射殺された事件が大きく報道されています。中村医師の貢献についてはよく知らなかったのですが、ジャララバードと言いペシャワールと言い、かつて小欄自身が歩いたところですから、ニュースを耳にするたびに「あの旅」を思い出します。ジャララバードの唯一の思い出はバカでかいウリ。それと茄子料理のランチを食べて、山賊のアジトを左に見ながらカイバー峠を越えて、「ダイコンと機関銃を並べて売っている」ペシャワールにたどり着いたのが午後4時前だった記憶があります。 |
|
|
■歳末
-12月6日- |
寒波襲来の金曜日。昨今、一週間が終わるとホッとします。来週の2年生の授業は人権を扱った選択ゲーム、3年生の授業はインドの農民、4年生のゼミは卒業研究の個人指導で、比較的労力が少ない一週間です。もっとも、16日から4泊5日で出かける鳴門教育大大学院の集中講義のパワポ仕上げという作業が待っています。集中がおわると残りの授業準備を早々とすませて、年が明けたら撤収作業第2弾にそろそろ取りかかろうかという予定です。 |
|
|
■そういえばあの授業
-12月4日- |
『地球温暖化の不都合な真実』を読んでいます。痛快まるだし。記載が事実だとすると温暖化騒ぎ(正確には二酸化炭素犯人説)は、70億の地球人を相手にしたデキの悪いドタバタ喜劇だということになる? それはともかく、小欄は1980年5月に「赤毛のエリクのサガ」という授業をしました。トールフィンたちがグリーンランド南端の村を経由してセントローレンス川河口付近と思われるブドウの生い茂った土地を探検するという話。10世紀頃には今よりもっと地球は温暖化していたわけです。二酸化炭素の排出などほとんどなかったのに。 |
|
|
■『理論地理学』②
-12月2日- |
もうひとつ考えさせられたのは、今回の授業づくりに際して、学生時代あるいは院生時代に学んだこと、読んだ本などの知識があったればこそ、この授業ができたということです。つまり地理学や地政学の考え方などです。教科教育学や教育方法学を軽視するわけではありませんが、たとえ小学校5年生の国土学習というどうってことない教授内容の検討でも、学問の端くれを知っていたかどうかで大きく結果が変わってくるものです。教育学部を廃止して教員養成は大学院以上でやるべしという年来の主張にますます自信を深めた次第。 |
|
|
■『理論地理学』
-12月1日- |
一昨日の研究授業の主テーマは「位置」だったのですが、この観点に気づかせてくれたのが、学生時代に読んだウイリアム・バンジの『理論地理学』でした。というわけで、先日50年ぶりぐらいに改めて再読。「地理学は位置の科学である」という名文句を最後の最後のページで見つけたときはホッとしました。驚いたのは、ちりばめらた各図表のほとんどが記憶にあったことです。流体理論とか旅行商人の経路図とか。初読時の印象がよほど強烈だったのでしょう。 |
|
|
○
○ |
|
|
|
|
|
|
|
|