■ 教育直語
うわあ、また増えた






-7月31日-
 今週末に迫った星陵高校39回生相手の特別授業。パワポは完成したのですが頭を悩ませているのが刻々と増える参加者。最初は33人だったのですが、今朝のメールでは41人とか。仕事を休んできてくれる教え子もいるようです。小欄の特別授業もさることながら、そのあとに「小西検定」と称する小欄自身や35年前の授業のあれこれに関する記憶力を競う「検定1級認定証」付きクイズなどの企画が人を引き寄せるのでしょう。小欄も成績優秀者への賞品のほか全員に配る参加賞を用意したのですが、「数」が読めなくて右往左往してます。
ホルムズ海峡






-7月29日-
 ホルムズ海峡が物騒な雲行きになっています。「自国のタンカーは自国で守ろう」という中学生でもわかるような単純明快な掛け声に、わが日本は大慌てなのですが、そもそも日本国憲法は「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」という前提で書かれていて、国益のためにはあえて平和の中断も躊躇しないという国際社会の大方の現実とは真逆の前提にたっているのですから、身動きがとれなくなるのも必定。憲法というとすぐに9条が話題になりますが、この文法すらもおかしい前文もそろそろ議論の対象とした方がよさそうです。
オーキャン





-7月27日-
 オープンキャンパスのことを昨今こう略称するそうです。今回は台風が近畿南部をかすめるあいにくの天候なので、参加者は少なめ・・と思っていたら、なんとひょっとしたら今期最高の?人出。揃いのTシャツにプラカード、学生による学園生活体験のプレゼン、食堂でのランチなど、国立大学では想像できないような、あの手この手の派手な接待演出です。私学の激しい生き残り戦争に勝ち抜くために、教員、事務、学生一丸となって東奔西走。頭が下がります。
デザイン一新しました





-7月26日-
 小欄が採用しているパワポのデザインテンプレートは、取り立てて何の面白味もない、(妙な例えですが)人民服のようなイメージのもので、かえってそれが幸いしてか、もう10年以上も使い続けてきました。来月の星陵高校39回生のための特別授業は本当に特別な催しですので、思い切って現代風のオシャレなデザインに変更。同時にこれまでさぼっていた古いスライドの黒枠の削除(トリミング)も丁寧に仕上げました。書体や文章の配置なども一新しました!
春学期も大詰め





-7月24日-
 最後の猫ゼミ。これまでは就活や採用試験で歯抜け状態だったのですが、久しぶりに全員集合。春学期の反省と進路関係の情報交換をしました。今日の昼休みは「社会(小)」のテスト返し。2Fの教室の机の上にバラバラに各自の答案を並べているものですから、入ってきた学生は自分のものを見つけて合格だと知ると大騒ぎ。キャアキャアとまるで小学生みたいです。午後、成績入力を済ませました。と、同時に梅雨明け。帰路は眩暈しそうな照り返しです。
授業も大詰め





-7月22日-
 3時間目は「社会(小)」の期末テスト。出題例を一週間も前から掲出してあったので、これで点でとれなきゃもう知らんって感じです。机間巡視したかぎりではかなり良くできているよう。4時間目はは西アジアを中心にした異文化スタディツアーのプラン発表会。学生が出したプランがイスラエルとトルコをめぐるものだったので、こうなると小欄を黙らせるのは太陽を西から出すのと同じぐらい不可能なこと。ここぞとばかり彼の地のあれこれをしゃべりまくっておしまい。
棄権






-7月21日-
 今日の参議院議員選挙,棄権しました。主権者公民としての当然の義務も果たさなかったような人間には、社会科教育学を語る資格はないと厳しく自己批判して、今後、論文執筆も学会発表も自重することにしました(学会懇親会での暴言は除く)。それにしてもわが投票所。周辺には民家はおろか商店もまばらな荒漠たる場所。行きたくなるようなところではありません。お役所仕事で投票させてやるって感じ。市内に10もある阪急の駅付近にでもあれば心理距離も近いし、ついでに買い物でも・・となって投票率もきっと上がるでしょうに。
終わりの始まり






-7月20日-
 店じまいまであと8か月になりました。学期中はいろいろ雑務も多いので、主な片付けを夏休みにやっておこうと計画を立てています。鳴門の退職時にかなり整理したのですが、それでもいまの大学で4年間もゴロゴロしていると書類もたまります。意外に大変なのがPCのなかの文書。夏休みに1泊2日で大掃除をして秋学期には身軽にスタートするつもりです。先日来室された教授がいくつか書籍を引き取ってくれるとのことなので、昨日は寺田町まで運び事務室に預けてきました。思っていたよりも早く「終わりの始まり」が動き始めました。
代案があるか?





-7月19日-
 広く海外にも知られていたアニメ制作会社が、要するにムカツクというだけの理由で40男に放火されその被害は甚大なものに。こういう単純にして深刻な犯罪が昨今目立ちます。気の長い話かもしれませんが、結局解決策は、小学校段階で徹底的に「辛抱をすることの大切さ」を体得させるしかないでしょう。こう主張すると、やれ人権侵害だ軍国主義だというお決まりの反論が出てくるのですが、じゃあほかに代案があるのでしょうか。徴兵制でもやるんですかぁ?
世界遺産という遺産






-7月17日-
 イエズス会などのバテレン勢力が戦国末期から江戸初期にかけて布教名目で手を変え品を変え日本支配を企んでいたという結構冷静な分析記録本を読了しました。その最中に長崎へ行ったものですから、ここが日本人奴隷輸出基地だったのか想像すると、世界遺産指定が結果的にではあれキリスト教勢力自身に対する免罪符になりかねないなと思えてもきます。そして一方にそんな解釈などどこ吹く風の目を覆うばかりの遺産便乗商法が町にはあふれています。いつの日か世界遺産という企みそのものが記憶遺産に認定されるかも。
海の日、いろいろ






-7月15日-
 今朝メールを開けてみたら8月4日の星陵高校39回生の「リバイバル授業」企画(6月28日参照)になんと33人もの卒業生が集まってくれるとのこと。せいぜい10人ぐらいだと思っていたのでびっくりです。さて今日は祝日なのですが、月曜の回数確保のため平常授業。3時間目の「社会(小)」の授業には同じ学部から2人、大阪教育大から1人の先生が参観に来られたのですが、こういうときにかぎって学生のノリがよく、なかなか愉快な授業になりました。夕方はその「授業反省会??」。行きつけのMITSUKEで梅田の夕景を楽しみました。
リスク管理でしょ





-7月13日-
 教育界では時に気恥ずかしくなるような大げさな物言いが登場します。それほど画期的な内実とも思えないのに、「高度」とか「先端」とか称することもあります。先日、いじめなどへの対処を論じた論文を読んだのですが「危機管理」というのも考えたらずいぶん大げさ。「危機」=クライシスとは、人類の危機、生命の危機、国家の危機、夫婦の危機など、その組織の存続がかかった状況で使う言葉。いじめは深刻な問題ですが、これはクライシスではなくリスクです。
嘆息②





-7月11日-
 「社会(小)」の授業もこれが最後なので、昨年秋学期に2年生対象を行った旅行プラン作りや最強の内閣づくりの授業を1年生にも試みましたが、レベルの差にびっくり。提示した条件そっちのけで勝手なプランを披歴した例少なからず。1年半の学習歴の差か、はたまた社会全体の劣化の反映なのか。42人の例示を受けて歴史学習に加えたい43人目の人物を推薦するという学習では、アリストテレスからジャニー喜多川まで登場。指示なんてまるで聞いてない。
嘆息①





-7月10日-
 希望があり今日午後は教採に向けての小論文の添削指導をしました。先週は面接指導の希望もありました。本番直前になってようやくお尻に火が付いたようです。それに引き換え1年生はのんびりしたもの。「スマホ仲間とおもしろおかしくやってれば人生なんとかなる」と言わんばかりのうらやむべきオプティミズムにまだ浸っています。かつて「総合演習」で西表島の山奥の滝(「圏外」)まで一日かけて往復しましたが、あんな体験を彼らにも提供してやりたいです。
学会という空間






-7月8日-
 長崎からの帰路はJL。さすがに飛行機は楽でした。今回参加した国際文化学会がそうだというわけではなく、一般論なのですが、近頃、学会特有の雰囲気が鼻につくようになりました。自らの過去を棚に上げて思いっきり悪口的に書けば、学会はオタクが集まってオタクっぽい会話をかわしあって快を貪っている場。もちろんそういう場は絶対に必要ですし、そこから有益な知見も生まれるのですが、時折参加すると、薄味になってきた人間が久しぶりに濃い味の煮つけを食べたときのような眩暈があります。たぶん年のせいでしょうね。
夏空、港町






-7月6日-
 朝のブッフェも超デラックスでした。レストランの窓からはイタリアのクルーズ船COSTA SERENAの巨体が見えました。一時は大雨の予報で開催も危ぶまれたほどでしたが、何のことはない、ガンガンの晴れ。路面電車で長崎大学へ。会場への誘導標識が分かりにくくずいぶん道に迷いました。肝心の学会ですが、やはり場所的なこともあってか、ずいぶん参加者が少ないように思われました。長与線で長崎入りしたのを、ついこの前のことのように思い出しながら帰途に。夕食はホテルのレストランで皿うどん。クルーズ船はまだ停泊中。
長崎へ





-7月5日-
 午後の新幹線で西下しました。途中佐賀で途中下車して修了生の坂井先生と呼子のイカなんぞで一杯。教育談義もさることながら、ここしばらくの体調不良でどうもイマイチだった腹具合がすっかり復調し、おいしく飲み食いできたのが幸せでした。20:37の「かもめ」に乗車したのですが、単線特有の複合現象でダラダラと待ち合わせて長崎には15分遅れ。宿はANAクラウンプラザ・グラバーヒル。さすが一流ホテル、部屋が広い。これで一泊朝食つき9千円弱。
「授業」でどこが悪い






-7月4日-
 先日の学会で、帰国児に「授業(=業を授ける)」というのはおかしいよ」と言われて「協同学習」に変えた・・という(自慢げな?)報告がありました。気色悪いったらありゃしない。(その方法の巧拙には議論もありうるでしょうが)教育とは、究極的には、子供たちに人間のさまざまな偉「業」と、時に理不尽な悪「業」と、そして人間自身の「業」(煩悩、原罪)に向き合わせ、苦界の中でも未来に生きていくための糧を授けようとするふるまいにほかなりません。一片の反撃もせずこのリベラルぶった物言いにただ追従するなんて、淋しすぎますよぉ。
嬉しくて嬉しくて






-7月2日-
 いつも授業などのプレゼンにはSurface RTを使っているのですが、出力信号をRGBにつなぐアダプタが半年ほど前から不調でした。3週間ほど前からいよいよ危なくなったのですが、マイクロソフトはすでに製造中止しています。本体が無傷なのにアダプタがなくて使えないという泣きたいような状況で、これからは重いノートPCを使うのかとあきらめかけていた先日、Amazonで新古品を見つけたのです。しかもたぶん最後の1つ! それが先週届きました。昨日の授業で早速つないでみました。ばっちり映ります。もう嬉しくて嬉しくて!!!
なんとか復活





-7月1日-
 まだ完全には治っていません。咳も痰もすこしあってハスキーな鼻声です。でも2週間続けて休講というわけにもいかないので、思い切って出かけました。九州では災害級の大雨ですが、こちらは幸いにもほとんど傘を使わずに出勤できました。3時間目の授業はそれなりにこだわりの「日本国憲法」の話で、ブレーキをかけ忘れておおいにしゃべった部分もあったのですが、咳き込むこともなく終えることができました。4時間目の「異文化」は早めに終えて下校。