■ 教育直語
いささか、痛勤





-2月27日-
 機械化が進むと生活に余裕が出るというのは、電車の中に関する限りウソです。機械化されていない小欄などは外の風景を眺め中づり広告を眺めてのんびりしているのですが、まあみなさん何をそんなに焦っているのか忙しいこと。そういうスマホ人の生態(醜態、恥態、彼に言わせれば痴態?)は見るに堪えないと、晩年の西部氏はわざわざタクシーで通院していました。同感。でもそうもいかない小欄はせいぜい醜態から目を背け、風景を眺めるしかありません。
~以前に




-2月25日-
 先日、アイナメのオスが、孵化するまで1か月ほど卵を護っている様子をテレビが報じていました。自然界にはよくある風景です。ところで昨今、親が子を虐待してときに死に至らしめるような事件が相次いでいます。よく、「〇〇として以前に人間として~」という批判の仕方がありますが、こうなると「人間以前に動物として~」と言わねばなりません。もっともバカアイナメもいるでしょうけど。
宝小同窓会





-2月23日-
 例によって宝塚駅近くの「中庭」でフグのコース。今回は小欄が幹事だったので、普段顔を合わさない連中がちゃんと定刻に集まってくれるか(アルヘシラス行のバスの中でアフリカ行の船が出るのかどうか心配した時と同じぐらい)気をもみました。しかしそれも杞憂。全員集合です。完全な「現役」は師匠と小欄ぐらいで、あとは気楽な?退職生活か非常勤の嘱託勤務の人がほとんど。ですので、年に一度のこういう会合は日常性を破る貴重な機会なのでしょう。
お茶の水附小へ






-2月21日-
 昨日上京。シラバスづくり、年次報告、確定申告など年度末の鬱陶しいことどもが一段落したこの時期、午後早めに東京のホテルに入って推理小説を読むのを毎年楽しみにしています。昨日もその「至福のひととき」を味わって今日は研究会。今年は岡田先生の授業と岩坂先生の授業検討会に参加しました。昼食時には、いつものメンバーのほかに広島の池野氏、静岡の馬居氏(どちらももう名誉教授)も現れ、社会科研究室はさながら同窓会の様相。しかしこれも研究会の大切な「機能」の1つです。夜は金野先生と池袋の居酒屋で地酒。
確定申告






-2月19日-
 一昨年少しばかりの臨時収入があって、ために「一線を越えた」らしく莫大な税金を払う羽目になりました。こういうことがあると、税務署の機械は馬鹿なので、翌年、つまり昨年度も同様の税額になるはずだから一度に払うのは大変だろうと、春と秋に3分の1ずつ前払いせよという督促が来ました。余計なお世話です。新幹線でも学会の懇親会費でも、早めに払ったら割引があるのが世の常識で、それもなければ延滞税はいただくというふざけたシステムです。もちろん今回の税額は低いので前払い分の多くをしっかり取り返してきました。
教え子





-2月17日-
 朝夕は冷えますが日中は少し春めいてきました。今日はゼミ生の1人とカフェで世間話。と言っても学生にとっては大切な進路の話。社会に旅立つことに不安を覚えるのはよくあることで、人生談義などしながらのんびりと思いを伝えあいました。そのあと神戸に出て、高校時代の教え子の入選作が展示されている県民会館のギャラリーへ。以前はよく歩いた界隈ですが、県民会館に入るのは何十年ぶりでしょうか。教師にとって教え子は、宝物のような存在です。
私事





-2月15日-
 就職活動は私事(わたくしごと)なので大学ごときが口を挟む問題ではない・・という考え方があって、小欄も基本的にはそう思っています。もちろん現実には、就職率の高さを誇るという大学にとっての私事と手厚い大学からの支援を期待する学生との間に「いい関係」ができてはいます。ところで小ゼミには、そんな流れに身をゆだねることを潔しとしない猛者が複数いて、リスクを取っても自分の将来は自分で開拓したいと言ってくれています。頼もしいかぎりです。
三重大研究会・追記





-2月13日-
 前々項で書き忘れたこと、それは同校の『研究紀要』の冒頭に「学習指導案の見方」という見開きがあったことです。授業研究会というとド派手な研究テーマがぶち上げられている一方で授業はそれとどこが関係あるのかと首をかしげざるを得ないような平凡な展開になることが少なくありませんが、この見開きには、「研究テーマに迫るための本時の働きかけ」が明示されていて、テーマに迫ろう、祭に終わらせないぞという指導者の意欲が伝わってくるようでした。
雪景色の向こう側に





-2月11日-
 近年にない大雪と低温とか。当地も今朝は大粒の雪です。でも新聞はきちんと届いていますしゴミ収集車も定刻通り、スーバーには品物がちゃんと並んでいます。そういう当たり前の風景の向こう側にあるさまざまな人間の営みに思いを馳せてほしいのですが、あまりにも情報が多すぎるこの時代、外界の具体を我が身に引き寄せていちいち実感するということが困難になっているのでしょう。社会科に関わる一人として寂寥感にも似た思いを否定できません。
三重大附小研究会




-2月9日-
 三重は県教委挨拶で何度も訪れたのですが、附属小学校訪問は初めて。参会者多数。県外からもかなりの先生が来ています。午前中2つの社会科授業を見ましたが、レベルの高さにちょっとびっくり。子供がよく育っていましたし教師の余裕に満ちた対応もさすが。午後の授業検討会も、焦点のはっきりした中身の濃いものでした。ひさしぶりに「初志の会」の香りに包まれたような一日でした。心地よい疲労感。15:45のアーバンライナーで津をあとにしました。
ハゲタカ






-2月7日-
 前項の続きのような話ですが。最近、ハゲタカジャーナルが話題になっていて、本学の事務室にも注意書きが出ています。ほとんど実態のない国際学会誌で、金さえ払えば論文を掲載してくれるというもの。掲載されたら鼻高々で報告書に記入して当然〇ポイントか稼げるわけで、評価、評価とウルサイご時世にぴったりのサービス業です。日本と某国で毎年交代で会場を提供しあっている学会もこれに近いかもしれません。日本人と某国人しか発表しないのですから、とても「国際」とは言いがたい事例です。嫌な世の中になったものですね。
もう書かなくていい





-2月5日-
 年度末恒例の自己評価・自己点検の報告書を仕上げました。シラバスもそうですがこの種の報告書は、なまじっか書式が各大学の自主性に任されているものですから、各大学がまじめに、他所に負けないようにと頑張って精緻化を競い、結果、大変に複雑な書式が出来上がってみんな苦労するという悲劇を招来しかねません。善意の集積が不幸を招くのと似ています。ともあれ、退職年度には不要の書類。小欄にとっては今年度が最後の作業になりました。
宴、延々






-2月3日-
 小学校同窓の笑福亭呂鶴師匠の後援会総会・・というのは表向きで、要するに一門の芸人の方々と楽しく飲もうという優雅な会。伊丹に足を踏み入れたのは、さて何十年ぶりでしょうか。駅の西側には城下町の面影を残す一画があって雰囲気も上々。会場は小西酒造のレストランでこれまた酒蔵を改造した趣のある建物です。感動したのは「KONISHIビール」という逸品?があったこと。どうやら小西酒造は多くの酒造品を最近はKONISHI銘柄で売り出しているようです。ビンゴゲームに初参加。景品は宝くじ。2次会含めて延々5時間余。
ラストスパート始動






-2月1日-
 来年度の授業計画をたてはじめています。少々気が早いのですが、来年度はわが教育屋人生のおそらく最後の年度になるでしょうから、できるだけ悔いのないようにとの思いからです。新1年生には2年次以降の授業はできないわけですから、これまで2年や3年でやってきた授業のなかからコレと思うものをピックアップして超デラックス「社会(小)」の授業計画を作りました。プラン発表会が4回、実践検討会が3回、講義が2回などです。1年生にはちょっと中身が濃い過ぎるかもしれませんが、最後の舞台、華やかに締めくくりましょう。