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| ■ 教育直語 過去の研究室日誌へのリンクは最下段に |
■みんな
-9月29日- |
続けて書けば、総選挙、グルナビの人気ランキング、アマゾンの「これもいかがですか」という余計なお誘い、インスタ、その他いろいろ・・。つまりはスマホやツイッターあればこそのこの現象は、要するに真善美の探求などやめてみんなの意見を社会的に価値あるものとみなそうということ。しかし、ビートたけしが40年ほども前に「赤信号みんなで渡れば怖くない」と喝破したように、そしてプラトンが2400年前に予言したように、「みんなで決める」なんてことをやったらロクなことにはなりません。そう言えば、「みんなの党」ってありましたね。 |
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■ああ気色悪い
-9月27日- |
来春「改元」があるというのでそれにひっかけて「どんな元号がいいか」といういわば人気投票をやったそうです。元号の由来に通じ古典を極めた人などごくごく稀にしかいませんから、こんな投票をすることじたい下劣以外のなにものでもなく、案の定、出てきた候補を見ると「平和」とか「未来」とか・・。しょせん、シモジモの人間が考えたらこの程度です。もし聞かれたら「私にはわかりません」と答えるのが良識というものでしょう。もちろん主催者はお遊び気分なんでしょうが、元号とAKBの総選挙が同列に扱われてしまうこの現代って何?? |
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■ツケ
-9月25日- |
秋学期の授業準備ですが、なかなかビシッと決まらず、少々焦り気味。原因ははっきりしていて、ゼミも含めて2学年にわたり4種類の授業があり、内容が錯綜してしまっているからです。しかも、慣れない学部授業ということで着任以来「その場その場」でやってきたこともあって、必ずしも学年進行を考えた系統性がありません。そのツケが回ってきたというわけで、「この学年には一昨年この話をしったっけ?」と首をかしげる状態が続いています。もう時間がない! |
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■資格四面
-9月23日- |
先日、公認心理師の認定試験が行われました。受験料約3万円。以前にも書いたのですが、試験に先立って行われた講習会の会費が7万円。しめて一人当たり10万円を払わされたのですが、この膨大なお金、いったいどこに消えるんでしょうね。国が率先してサムライ商法を始めたって感じです。公認絵本師というのも始まります。こちらは国ではなく学会系の資格でお金は絡まないのですが、「大学でこれこれの授業を履修したら~」というものです。大学の教育課程がますます資格対応モードにシフトしていきます。専門学校化ですね。 |
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■世代を同じくする幸せ
-9月21日- |
新学期を前に授業準備で忙しくなりました。そんな昨今ですが今日は楽しみな同窓会です。大阪教育大学地理学教室の関係者が梅田の「フランダーステイル」というビアレストランに集まりました。当時は教員と院生、先輩と後輩、そして今は現職の教授と退職教員と立場は異なっているのですが、平均年齢プラスマイナス4歳ぐらいですので、とにかく話が合います。同じ世代というのはいいものですね。はるばる沖縄から1年後輩の町田氏(琉球大学教授)が来てくれたのはまったくのサプライズ。肉料理と各国のビールで大盛り上がり。 |
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■桜井へ
-9月19日- |
本学では教育実習は母校で行うことになっています。今日は、奈良県桜井市で実習をしているゼミ生のところに訪問指導に行ってきました。ネットで見ると桜井駅周辺には手ごろな昼食場所がないので、昼抜き覚悟で出かけたのですが、駅高架下にオシャレなカフェレストランがありました(だからネット情報はダメ)。実習校の前の道路の標識には多武峰、談山神社、明日香などの地名があって、いかにも豊かな歴史遺産に抱かれた場所だということがわかります。こういう環境で育つって素敵だなと思いました。1年生国語の授業を見ました。 |
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■教科書と言えば
-9月17日- |
いまの3年生が運よく教職に就いたとして、そのときは新しい指導要領で授業が実施されています。しかし現時点で新しい教科書はまだ出来上がっていませんから、仕方なくテキストには現行本を持たせています。単元によってはずいぶんと扱いが変わるところもあるのですが、プロの現職教員でも、教科書が出来上がってこないと指導要領だけではイメージはつかみにくいのが現実。まして学生には・・。ちょうど過渡期にぶつかってしまった不運な世代です。 |
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■教科書を、教科書で
-9月16日- |
社会科教育の授業では東書の教科書をテキストとして持たせているのですが、ちょっと持て余し気味。小欄は20年間その編集に携わってきたプロですから、「この写真の意味は・・」などという話はできるのですが、それがどの程度学生に伝わるかはおおいに疑問でした。そこでこの秋学期の授業からは、「教科書を教える」のではなく「教科書を参照する」というかたちに切り替えて、訪日外国人のための「最強日本ツアーづくり」、歴史人物を登場させた「最強内閣の組閣構想」など、バラエティに富んだプログラムを用意することにしました。 |
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■座布団3枚
-9月14日- |
7月に上梓した遺言的論文ですが、いつもはすぐに受け取り状をくれる人からも今回は来なかったりするので、やはり、想定外の議論の視角に面食らった人も少なくなかったのかなと思っています。既存の社会科研究を全否定したわけではないのですが・・。そんななかで神戸大の吉永氏はきちんと議論に乗ってくれた貴重な盟友。先日の飲み会では、小欄が言わんとしたことを見事に喝破してくれました。いわく、「社会科がめざしているのはよりマシな衆愚政治」。いやあ、参りました。まさにその通り、それが言いたかった。座布団3枚です。 |
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■相変わらず
-9月12日- |
「秋バテ」という言葉を聞きました。涼しくなると夏の疲れが出るようすを指しているのですが、まさに言い得て妙です。相変わらずヘロヘロ。今日午前は、教育実習先への挨拶(19日)、京都の高校での進学ガイダンス(26日)、11月の奈良教育大(2日~4日)の3つの出張手続きなどの事務作業で午前中はつぶれました。13時からFD関係の全体研修会。趣旨はおおいに理解できるのですが・・。続いて教授会と学科会議。結局秋学期の授業準備は、またお預け。 |
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■ヘロヘロ
-9月10日- |
ある程度の年齢になると疲れは2~3日後に出てくるというのを実感します。今夏は先月末に大教大、そして先週が神戸大と集中講義がいささか集中気味で、講義そのものは楽しんでいたのですが、やっぱり疲れは出てきました。今日は久しぶりに大学に出たのですが、もうヘロヘロ。「一計」(9月6日)を案じて毎日振り返りテストをしたものですから採点も3回分となり「アチャ!」。 |
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■神戸「集中」③六甲苑
-9月8日- |
最終日。土曜なので食堂はなし。近くのCO-OPでおにぎり3個買って来て昼食。さすがに少々疲れが出てきました。振り返りテストが終わったのが17:15ごろ。教え子2人と一緒に雨のなかバスで阪急六甲に下りました。18時からお楽しみの六甲苑での食事会。神戸大の吉永先生のほか院生3名も交えてまずは生ビール。中華に舌鼓を打ちながらの議論と言えば、国立大学「改革」の怪、先の関空事件、メルケル後のヨーロッパ、北陸新幹線の電源、アロウの不可能性定理などなど。この面子でなければ出ない話題ばかり。楽しかった! |
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■神戸「集中」②脱帽
-9月7日- |
今回はさきの同窓会で32年ぶりに再会した星陵高校の教え子が飛び入りで講義を聞きに来てくれています。昨日は2名、今日は3名。「先生の講義、高校のときと一緒ですよお」とのことですが、喜んでいいのかどうか(笑)。彼女たちは決して思い出探しのために出かけてきたわけではなく、社会に出てあるいは家庭に入って、「学ぶ」ということから遠ざかっていたその喝を癒しに来てくれたらしいのです。50歳になってもなお、知的な雰囲気に浸ってみたいというその意欲に脱帽です。…となれば、小欄も気合を入れて講義せねばなりません。 |
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■神戸「集中」①一計
-9月6日- |
今日から神戸大学で集中講義です。「集中」のなかでももっとも心置きなく授業ができるところです。しかも3日。4日と3日では天と地の差があります。とくに今年は一計を案じて、5時間目はその日の振り返りテストという内容にしたので、受講生は手抜きができないし出席をとる必要もないし、小欄はただ座っていればいいのですし、全員が解答し終わったらそこで閉店…ですから、このアイデアはいいことずくめ。おかげでたいした疲れもなく一日目終了。 |
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■台風余波
-9月5日- |
健康診断と資料印刷のために大学に行きましたが、一部交通機関にはまだかなりの影響が残っているようです。悲惨だったのが関空で、連絡橋の片側のごく一部が損傷しただけで「孤立」してしまい、島に残された8,000人ほどの人が連絡バスを半日も並んで待っていたとの報道がありました。どこかの国なら暴動が起きてもおかしくない状況ですが、さすがニホンジン! それにしても連絡橋は重い荷物があったとしても1時間かそこら歩けば対岸に渡れたはず。なぜそうしなかったのか、させなかったのか。「孤立」の裏側が知りたいですね。 |
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■台風
-9月4日- |
朝は青空で東の窓には強い日差しがあったのですが、予報通り昼には暴風雨に。気象災害が頻発していて、異常気象というよりも異常気候といってもいいような状況が続いています。人間世界にも変化はあって、鉄道網、とくにJRは早々と派手に運休を決めているので、無理して出勤する人も少なくなりました。勤勉、組織、生産性など、「近代」を象徴するような考え方が平然と黙殺され始めた昨今の状況を見れば、日本社会も見事に進歩、いや、退歩したものだと感服せざるをえません。幸い台風は足早に去り、停電も一時的でした。 |
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■「リベラル」
-9月2日- |
JR大阪駅で一度ならず聞いたアナウンス。「電車とお客様が接触したためダイヤが~」。おかしいです。「お客様が電車と接触し」でしょ。いかにも悪いのは企業側だとも言いたげなこの気色悪い謙譲表現はどこから来るのでしょうか。災害時に出る「避難勧告」と「避難指示」の区別が分かりにくいのは以前から指摘されているところですが、「避難命令」という直截な表現のカテゴリーは存在しないとか。「命令」という語感に抵抗があるとは某もと知事の言。この二つの話題には一つの概念が通底しているように、小欄には思えるのですが。 |
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