■ 教育直語 過去の研究室日誌へのリンクは最下段に
エントロピー






-2月28日-
 昨日のつけたしですが、地方の人は講習を受けるために4泊か5泊自腹でホテルに泊まるそうです。国家資格化するためにどれだけの人を泣かせるのでしょうか。一方のカリマップ(2月1日付)。その提唱者らしき人がついに「適当でいいです」と言ったとか言わなかったとか…。でも一度作ると習近平でも呼んでこないかぎり廃止はできないのが世の習い。ずっと以前、アメリカの未来学者が「人類が滅ぶとしたら、それは戦争でも環境破壊でもなくエントロピーの増大が原因だろう」と書いていました。案外この予想、あたるかもしれません。
怪談






-2月27日-
 臨床心理士資格が公認心理師と名を変えて国家資格になったので、既存の免許所持者は切り替えのための講習を受けることになりました。聞いた話ですが、5日間カンヅメで出席をとられ、教室によって差が出るといけないとかで、DVDを流すだけとか単に文章を読み上げるだけの講義とかが連続してもうストレス一杯だったそうです。クライエントの気持ちを体験させるのがねらい? 問題なのは、受講料7万円。テキスト代3,700円。今回の大阪会場だけでも受講人数約2千人ですから相当な金額。さて、このお金、どこにいくんでしょう。
論文執筆③





-2月25日-
 論文執筆(トンネル工事)もようやく終わりに近づきました。あとは路面の舗装と標識の整備ぐらいです。まだ若干の作業は残っていますが、完成の前祝いということで、海鮮丼の店に夕食を食べに行きました。宝塚にはおいしい魚を食わせる店がないと以前小欄でも嘆いたのですが、その直後に、そこそこの値段で地魚を出す店が新しくオープンしたのです。久しぶりに日本酒1本。それにしても、今回の論文。「そこまで書いて委員会」そのものです。恐ろし。
上京のたのしみ





-2月23日-
 研究会だの学会だのは、もちろん勉強のためにみんなが集まることですが、半面、冠婚葬祭同様、それをきっかけに、普段はあまり会えない知人とのおしゃべりが楽しみな場でもあります。会場では香川大の伊藤先生や岐阜大の須本先生を見かけました。夜は上野の居酒屋で金野先生と。その後の鳴門でのご苦労をうかがいました。昨日の昼は東大の小玉先生らと部屋で弁当だったので、今日の昼はマチへ出てちょっと豪華な中華のランチでおしゃべり。
お茶小研究会






-2月22日-
 日曜日に知人に鍼治療をしてもらって翌日はその「返し」でちょっとドテッとしていたこともあって、昨日は早起きせず予定変更して新大阪からJRで上京しました。今朝は傘なしでもなんとかなりそうな程度の雨でしたが、とにかく冷えました。そのせいか、あるいは「哲学する子どもと教師」なんていうテーマだったからか、参加者の数はイマイチ。ただその分、事後研での話し合いのレベルは高かったようです。午後の鈴木孝夫先生の講演は傑作。原稿を忘れたとかで予告とはまったく違う内容を飄々と。それでも許されるのはお人柄でしょう。
論文執筆②





-2月20日-
 例の論文執筆(トンネル掘削)ですが、昨日またまた落盤事故があり進路変更。それもナントカしのいで、掘削作業そのものは一応終了。今日は大学で二度目のプリントアウトをしました。投稿雑誌のフォームに流し込んでみるとほぼ10ページで規定におさまりそう。最後は「純米大吟醸の法則」どおり削りに削ったのでずいぶん風通しがよくなりました。でも「開通式典」はまだまだ。路面や壁面の整備、つまり細かな表現のチェックや引用の整理が残っています。
背伸びする町






-2月18日-
 カラカウア通りをビキニ姿で歩いている(はっきり言ってバカな)日本人を見たことがあります。その場の環境が非日常への欲望を刺激してしまうのでしょう。宝塚という町にもその種の魅力があって、歌劇団の人が、もちろんそれとわかる服装、化粧、身のこなしでカフェで談笑していたり電車に乗ってきたりするものですから、女性などはついそれに引きずられてしまいます。ファンともなると、ほかの町では白い目で見られかねない思い切ったファッションでこの町に乗り込んできます。と思っていたら、車内の男の服装も・・。油断できません。
論文執筆①






-2月16日-
 論文書きをよくトンネル掘削に例えます。その伝でいえば、今日、とにもかくにも山の向こう側に抜け出ることはできたのですが、今回ほど苦労したことはありません。岩盤、破砕帯(2月6日)ならまだいい方で、出水、落盤、停電、爆発が相次ぎ、あげくには強烈な磁場のために方向がまったく読めなくなるという散々な目にあいました。いやはや、論文なんて書くのはもうやめましょう。まだまだ岩がゴロゴロ、水たまり多数なのでとても車が走れる状態ではないのですが、一応は貫通したので、今日ははじめてプリントアウトしてみました。
春遠からじ





-2月14日-
 数年に一度の・・というセリフを何度も聞かされた今年の極寒ですが、今日はそれも一休み。空の青が春色になっています。お昼過ぎに出勤して、神戸大にシラバスを送ったり、ゼミ開始に備えて机を発注したりしているうちに5時。教授会です。先日の入試の合否判定。こんな時間に「強行」するのは、可及的すみやかに採点、合否判定、合格発表と進めないと、他大学に優秀な合格者が流れてしまうからだろうと推測しています。帰宅は結局8時前になりました。
担任





-2月12日-
 南高校の同窓会は盛況で、「高校の成績で唯一10をくれたのは先生だけでした」「へ~」・・なんていうほほえましい会話もあったのですが、ちょっと隙間風を感じてしまったのは、やはり南高校では担任をしていなかったからでしょう。ところで大学で4月から始まるゼミの分属希望調査があったのですが、非公式情報では、小ゼミにずいぶん多くの希望があったとか。研究分野を特定せずに募集したからでしょうか。さてどんなメンバーが来るのか楽しみですね。
連チャン






-2月10日-
 午後は第6回ご無沙汰会(西宮南高校第1期生同窓会)。阪神甲子園球場を借り切っての大イベントでした。小雨でしたが、スコアボードに校名が映示され聞きなれた場内アナウンスで「開校記念歌を~」と告げられると雰囲気はいやが上にも盛り上がりました。スタジアムツアーではロッカールームや屋内練習場など「トラ」が気絶しそうな「名所」をぐるり。一般人は入れないプレミアムルームで立食パーティ。残念ながら中座して6時前、宝塚駅近くで開かれた宝塚小学校の同窓会へ。呂鶴師匠も来ていていつもながらの放談会でした。
どうせ変えるなら





-2月8日-
 車窓から見つけた看板に「憲法を守りくらしにいかそう」とありました。「くらしを守り憲法にいかそう」とするのがスジではないか・・と。それはともかく、9条云々も大切でしょうが、変えるなら「前文」も変えたいですね。「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して~」‥。必ずしも平和を愛さない諸国民がいっぱいの国際社会の中でどうやって自他の傷つきを少なくしていくか、それが政治の責務のはず。さすれば、「前文」はいかにも無責任に読めるんですけど。
自爆、思いとどまる






-2月6日-
 下手なトンネル掘削同様、想定外の岩盤や破砕帯にぶつかって右へ左へ進路変更するのは論文を書いていていつも経験するところ。実際に書き始めてやっと「何が言いたかったのか」「どう論理を立てればいいのか」が見えてくるのです。まだまだ修行がたりません。拙著『提案する社会科』を久しぶりに引っ張り出してみたのですが、「結構使えるかも」ということになったので自爆はとりあえず中止。批判の余地はあるのですが、否定するほどのこともあるまいということで、見通し新たに掘り進めていますが、さてどうなるでしょうかね?
自爆テロ






-2月4日-
 論文の執筆を始めました。年齢が年齢なのでこれで「撃ち止め」にするつもりです。「最後」にふさわしく豪華絢爛、空前絶後、これまでの社会科教育研究のすべてを否定するような内容です。「これまでの~」ということはあの有名な「提案する社会科」論も含まれるわけで、そうと知ってか知らずか、福教大の坂井先生が「自爆テロだ」と喝破したのはさすが。アフガンやイラク、イスラエルなどを歩いてきたせいか自爆テロ菌に感染したのかもしれません。そういえば、今でこそ当然のように語られる「提案」も25年前にはまるでテロ扱いでした。
カタカナ表記






-2月2日-
 「タカラヅカだけが宝塚ではない」という広告コピーを見つけました。この場合カタカナ表記は宝塚歌劇を指します。表記を変えることで別な意味を付加する例がほかにないかなと考えたらすぐに見つかりました。大阪の二大繁華街のキタとミナミ。これなどなまじっか漢字で書くと物騒な連想(ミサイル?)に至りかねません。こういう表記替えの他の例を学生に考えさせたら、社会を見る目を鍛えるいいきっかけになりそうです。逆の例では「パリ」を「巴里」を書いたりしますが、ここに込められたメッセージの解読は・・、学生には無理でしょう。
カリマップ






-2月1日-
 年度末近くになると自己評価などの報告書の作成が目白押し。今回はとくに再課程認定がらみの作業が増えました。なかでも苦痛だったのがカリキュラムマップ。15回の講義内容のいちいちを書かせるシラバスでは満足できないと見えて、それぞれの回で達成をめざす能力を8つの中から選んで〇をつけろという要求です。実際に達成されたかどうかの検証は不可能ですから、言っては悪いのですが子供のお遊びのようで、いささかの虚しさを禁じえません。いったい誰の発案なのでしょう(笑)。ともかく一応はまじめに記入して完了。