■ 教育直語 過去の研究室日誌へのリンクは最下段に
長尾高校へ






−6月29日−
 今日は枚方市にある府立長尾高校での進路セミナー。模擬授業をしながら本学のPRをするという例の企画。またまた学研都市線を利用しました。おおさか東線の延長工事(放出〜新大阪)はかなり進んでいるようです。高校の最寄駅の「長尾」は往時の片町線の終点でした。さて、今回はわがSurfaceと高校の古いプロジェクタとの相性が悪く、画面が映ったり映らなかったりという気まぐれ状態だったので、まともな授業はほとんどできませんでした。しかし受講生たちはなかなかしっかりとした感想を書いてくれていたのでホッとしました。
教科書を読んだ






−6月28日−
 学生の日本史の知識は必ずしも十分ではないので、「日本の歴史復習小テスト」をすることにしました。実際には6年生の歴史単元をいつもどおりのやり方で「教科書紹介」させていたらとても1コマでは終わらないので、手っ取り早く「小テスト」にしたというわけ。で、その問題作りとて教科書をめくってみたのですが、頭ではわかっていたはずの「人物・文化遺産中心学習」をあらためて実感しました。政治経済中心で習ってきた小欄からすると、どことなくフニャッとした感じの歴史叙述ですね。それと近現代史でのおかしな説明。やれやれ。
『憲法の涙』





−6月26日−
 著者の井上達夫氏が先日テレビの討論番組に出演していました。非常に攻撃的な物言いをする人ですが、恐ろしく論理的で、ディベート大会に出たらたぶん将棋の中学生同様連戦連勝だろうという印象をもちました。これは一般向けとしては2冊目ですが、護憲派、改憲派双方を滅多切りにするばかりか、平和主義を貫くためにも徴兵制を敷くべきだというびっくりするような提案が論理的に語られています。9条がどうたら言う人は全員が耽読すべき書でしょう。
フェイク数字






−6月24日−
 NHKのニュースで、「沖縄には全国の70.4%の在日米軍専用基地があり‥」と報じていました。ようやく正確な表現を言うようになりました。しかし学校現場ではまだまだ。ある附属小学校では相変わらず「沖縄には全国の在日米軍基地の7割が集中して〜」とやっていたので、あとで校長先生に指導をお願いしたことがあります。日本の食料自給率も、国際的には珍しいカロリーベースの数値をいまも信じて4割以下だと教えている例が少なくないようです。いろんな思惑で怪しい表現が出回ります。「学び続ける教師」‥、必要なことです。
今頃気がついた





−6月22日−
 毎週火曜日の大教大の授業で使うSurfaceを月曜日に自宅に持ち帰ります。授業が終わると今週のようにそれをかかえて4丁目の山の上から3丁目の本学までヒイコラと運ぶか、先週のように図書館で仕事をしたときには自宅まで持ち帰り翌水曜日にそれをかかえて大学まで来ます。往時と比べてPCも軽くなったのですが、それでも持ち重りします。ところが大教大に貸しPCがあることを今週知りました。な〜んだ。それならUSBだけ運べばよかったんだ!
お見事!






−6月20日−
 大阪湾の埋めたて地に市のごみ焼却場があります。これがフンデルト・バッサーなる建築家の手になるものだと先日知りました。何しろその外観たるや度肝を抜くもので、近くの湾岸線のバスの車内から初めて見たときには、すぐそばのUSJと見間違えたほど。「自然に同一物はない。自然に直線はない」というのが彼の哲学とかで、建物はまるでおとぎの世界に迷い込んだようなにぎやかさ。一見BCNのグエル邸のようですが、あれほどの気味悪さはありません。ごみ焼却場をメルヘンの世界に変えた大阪市の発想の柔軟さに脱帽!
TAMAまつりの企画





−6月18日−
 今年は本学の設置母体である玉手山学園の創立20周年で、8月末に大きな記念行事が開催されます。教育学部も何か出し物をということになり、小欄は築地先生とペアでお昼の2時間枠のブースを担当することになりました。しかしスペースも予算も限られていますし、対象が大人から子供まで特定できないものですから企画には苦労しました。結果、ちょっとでも教育学部らしく‥ということで、「小学校の教科書クイズ(国、社、理、家)をすることになりました。
葡萄






−6月16日−
 前項に引き続いて季節の話題。大学のある柏原市の周辺はかつては日本一のブドウの生産地で、現在もあちこちにブドウ畑が広がっています。その畑の近くには季節営業の直売店があるのですが、それが先週一斉にオープンしました。小欄はブドウは9月のものと思い込んでいたので意外でした。店頭のブドウはどれも見事な大きさで、そこだけ見ると「秋」の風が吹いていそうです。学生たちもスマホばっかり覗きこまずに、こういう風を感じてほしいものです。先生にそういう感性がなければ、「生活科の授業」なんてできないはずです。
梅雨??




−6月14日−
 先週梅雨入りの宣言があったのですが、その後は快晴続き。気温はそこそこ高いのですが、大陸からの高気圧が優勢なのでカラッとした暑さで、「さわやか」という表現がぴったりです。昨日は近鉄が遅れたため大教大へはバスではなくエスカレータと歩きでしたが、それほど苦にはなりませんでした。今日は水曜日なので朝モスの日。9時前だと大学への歩きもほとんど汗をかきません。
3本同時






−6月12日−
 前項の明治図書の原稿ですが、エイヤーで昨日ほぼ4ページに「ぶちこみ」ました。もちろんこれから修正に時間をかけます。教育学部発足記念の冊子に掲載する自己紹介の頼まれ原稿もほぼ同時にあらかた完成。問題は8月10日締め切りの日本社会科教育学会の発表論文集の原稿です。まだ時間的余裕はあるのですが、なにしろ今回の発表は学会の開催趣旨に真っ向から逆らうような過激なもので、若手がこういう発表をしたら即刻学界から抹殺されることは間違いないだろうという内容ですので、慎重に書かねばなりません。
懐かしいね






−6月10日−
 教育書出版大手の明治図書から執筆依頼の速達が届きました。一時は同じ号に連載と特集の複数の論考を書きまくったりしてずいぶんとお世話になっていましたが、ここ10年ほどはトンとご無沙汰でした。依頼文を見ると、アクティブラーニングがらみで小欄のかつての教科論に再度スポットを当てたいという趣旨のようです。たしかに、主体的・対話的な学びだとか主権者教育とか知識の活用とか、これらはすべて四半世紀前の小欄(たち)の実践提案に存分に盛り込まれていた視点ばかりです。まっ、もうひと騒ぎやってみましょうか。
無理な注文?






−6月8日−
 学会と言えば、門外漢にはどうでもいいような話題を専門家が集まって喧々諤々の議論をしているイメージがありますが、教育実践系の場合は、もともとプラグマティックな興味で作られた会ですから、シンポのテーマにしても「総合学習」とか「震災」とか「AL」とか、その時々のホットな話題が多く登場します。ならば昨今のホットな話題である「北」のミサイル問題なども取り上げてもおかしくないのですが、その気配はなし。防衛教育とか言うとこの国ではカドがたちますので、とりあえず「リスクマネジメントと社会科」あたりでいかがでしょう。
せっかく作ったのに






−6月6日−
 ひと月ほど前のこの欄で、車内化粧がずいぶん減ったようだと書きました。先日筑波へ出かけたときには、まあ時間帯にもよるのでしょうが、京浜東北線でも京急でも一人も見かけませんでした(今朝の近鉄電車では一人)。それはともかく、来週の大教大の講義で「規範の乱れ」という話題をとりあげます。そのために用意したパワポには東急の「化粧自粛広告」の写真を掲載しています。結構力を入れて制作した愉快なスライドだったのですが、半年の間に世情が急変したようで、どうやら今年1回でお蔵入りということになりそうです。
筑波というところ





−6月4日−
 筑波‥と言っても駅前と大学周辺しか知らないのですが、どうも小欄には馴染めません。怪しい居酒屋などもそこそこ進出してはいるのですが、基本的には人工の都市空間です。設計主義のうすら寒さのようなものを感じてしまうのです。外国人の姿は多いのですが高齢者をほとんど見かけません。平均年齢が恐ろしく低いまち。ここは所詮「終の棲家」にはなりえないところ。駒込や上野桜木あたりの裏通りの古びた不規則な住宅地が懐かしく思われます。
日本国際理解教育学会




−6月3日−
 これまで何度も顔を出しているのですがじつは会員になったのはこの4月から。会長、副会長、前会長、事務局長などごく少数の人を除けばほとんど知り合いはいないという異邦人的存在でしたし、国際的国粋主義者を自認する小欄とはいささか問題関心のずれる発表も少なくなかったのでこれまで非会員として学会に顔を出すだけだったのです。とは言え、参加していると「おっ」と思う示唆的な報告があったりするので、もちろんそれなりに有意義ではあります。
筑波へ





−6月2日−
 JL、モノレール、JR、TXと乗り継ぎました。前回はたしか土浦駅からバスでした。TXに乗るのは初めて。ということで北千住から終点まで運転席の後ろに立って景色をながめました。まったく新しく作った路線らしく車内信号方式の半自動運転で最高時速130キロ。狭軌なのが意外でした。何かたくらみがあるのでしょう。これまで筑波での宿泊はハズレだったので、今回は張り込んで駅前のオークラホテルにしました。さすがにスタッフの接客態度は見事でした。
またまたクイズ






−6月1日−
 23日の項で紹介した「一筆書きクイズ」を先週実施しました。10分たらずで正解の一番乗り(女子学生のNさん)が出て、賞品のご当地カレー「函館カレー」をゲットしました。昨日の「沖縄へ行こう」でもまた冒頭でクイズを出しました。前回のように単純な知識を問うものではなく、考えさせる問題です。大阪大学、東京大学などの英文名称を紹介したあとで、「では琉球大学の英文名称は?」と問いました。これはまず正解は出ません。その意外な(奇妙な)英文名称から沖縄のもつ歴史と文化が見えてくるという、ちょっと凝った問題なのです。