■ 教育直語 過去の研究室日誌へのリンクは最下段に
「つながらない」贅沢






−5月30日−
 犬も歩けば「会員登録」「パスワード」「メンバーカード」「ポイント」にあたる‥というご時世です。そうやって収集されたビッグデータは属性ごとに行動傾向分析されるので個人の情報がもれることはないとされていますが、もしそうだとしても自分の一挙手一投足の情報でどこかのだれかが金儲けしていると思うと気分のいいはずがありません。これからはIoTだとか。 「つながる」というその便利さは、悪いことを考えている人にとっても同様です。「つながらないという贅沢」というキャッチコピーが早く登場しないかと首を長くして待っています。
オープンキャンパス





−5月28日−
 上本町で学部長の林先生と出会ったので、車内でおしゃべりして、そのまま河内国分駅からタクシーに同乗させていただいたので大助かり。教育学部の行事は時間が押し気味で、せっかくの模擬授業が少し短縮授業になってしまって残念でしたが、絵本をめぐる意外な議論を知ることができました。昼休みは研究室にもどって来週以降の授業準備。午後の特別イベント(絵本作家の方の講演)もまた興味深いものでした。絵本作りにあんな苦労があったとは。
××な講演会





−5月26日−
 昨夜は拙宅の近くで勝谷誠彦講演会が開かれたので聞きにいきました。しゃべり方その他、「宝塚過激団」を自称する小欄と似たところもいくつかある人士なので楽しみにしていました。「グローバルとかで英語に狂奔するのではなく、日本語ができる(多くのガイジンは日本語が話せない)ことのメリットを考えよ」とか、歩きスマホでうろうろしている連中は「要するに引きこもり人間がオモテに出てきただけ」とか、彼らしいユニークな視点が満載の1時間でした。
チメイショウ





−5月25日−
 21日の項でクニ名を冠した通称について触れたのですが、昨夜のニュースで篠山市が「丹波篠山市」に名称変更するのしないのという話題が報じられていました。小欄などは丹波の中心と言えば篠山城のある篠山だと思い込んでいるのですが、合併で隣に丹波市なる市が登場して、あまり知識のない人はそちらが中心だと勘違いするとかで、それで改称運動がおこったというわけ。なるほど本家としてはそういう誤解が広がるのは致命傷(地名傷)ですね。
クイズウィーク






−5月23日−
 12日の「一筆書き」の項に記したように明日の「社会(小)」は「県のくらし」の紹介発表のあとは「日本列島クイズ大会」なのですが、たまたま今日の大教大の授業もクイズ大会にしてしまいました。先週、国際教育の前半でグローバリズムがどうとかいうカタイ話をしたので、後半の今日は肩の力を抜いて異文化クイズです。例の「500年前の食事問題」やイスラエル関係の話題をネタにまとめました。ただ、校長や助教授の人権感覚の空疎を見抜かせる問題は時間切れで実施できず。たしかこの問題はここ3回ほどいつも時間切れでパア。
飛騨の高山




−5月21日−
 連泊の中日(なかび=19日)はバスで下呂から高山へ出かけました。土佐の高知とならんでここは正式の地名でもないのに旧国名(国郡制のクニ)を冠して呼ばれることの多いまち。それだけ伝統が息づいているということでしょう。観光客を意識したそれっぽい構えの店も少なくなかったですが、さすがに小京都の盟主ともいえる老舗の観光地だけあって落ち着きが感じられました。
温泉




−5月19日−
 法人化後も国立大の教職員は国家公務員共済組合に残留することになり、年金等については従前の仕組みのままとなりました。ということで、退職の際には記念品(小欄は時計を選択)とKKRホテル&リゾーツの宿泊割引券1万円也をいただきました。その割引券の有効期限が月末に迫ってきたので、この週末は下呂温泉に出かけました。飛騨牛も堪能してちょっとのんびり。
ビジュアル路線






−5月17日−
 昨日は大教大で「地球市民は〜」の話。パワポのスライドにはメイさん、トランプさん、ルペンさんなどの著名人やISの戦士のみなさん、英国国旗、カタルーニヤの独立運動などの写真が満載。今日の「社会(小)」では4年生水単元とのかかわりで、アフガンのオアシスやクェートの砂漠、ヨーロッパの水道橋、ガス入りのミネラルウォーター、六甲南麓扇状地の地図と阪急電車、きわめつけが湖に浮かぶボーリングの玉‥という具合で、今年のパワポはことのほかビジュアル。効果のほどは不明。制作者の自己満足かもしれませんが‥。
車内は忙しい





−5月15日−
 わずか15ヵ月ほどの観察にすぎませんが、車内化粧がずいぶん減ったように思われます。スマホを見るのに忙しくて化粧する暇もない‥のでしょうか。そのうち車内化粧も過去の風景になるかもしれません。ところで、「化粧結果」や洋服や髪型と並んで、化粧品や小道具を入れたケースやポーチも自己顕示の一つのアイテムになっているようで、みなさん結構カワイイのをお持ち。こんな観察をするのに忙しいので、小欄はスマホを見る暇もありません(笑)。
東奔西走






−5月13日−
 10時半の市内での打ち合わせに使うブツを大学に置き忘れてきたのに昨夜気づき、強雨のなか7時38分に自宅出発。国分駅から大学までタクシーを使い復路は鶴橋と今津でそれぞれ2分、4分の綱渡り乗り換えをこなして数分遅れで滑り込みセーフ。打ち合わせが予定より長びいたので、OMMの地下で遅い昼食をとって14時からドーンセンターで松野迅君のリサイタル。終了後彼と同期の西宮南高校1期生の女性二人から「先生!」と声をかけられました。40年ぶりなのによくもまあ‥。忙しかったですがホッとした一日でもありました。
一筆書き






−5月12日−
 47都道府県の位置と名称をきちんと言えないというのは、これは大人でもそうですが、「先生」をめざす学生にはやはり心得ておいてほしい基礎的知識。そこで昨日「日本列島一筆書きクイズ」というのを考案しました。「沖縄→鹿児島」と「青森→北海道」のあいだの43の都府県を隣り合ったもの同士一筆書きの要領で結ぶというものですが、途中に7か所のチェックポイントがあって、それに合うように経路を選択しなければなりません。正解は数十種類想定できるのですが、慣れないと超難問。さて学生たちは無事たどり着くでしょうか?
疲れが消える「病気」





−5月10日−
 昨日は大教大。珍しく体調思わしくなくひたすら眠くだるい一日でしたが、頑張って授業しました。もっとも授業が始まるとしんどさはその間だけはどこかに吹っ飛んでしまいます。因果な病気です。昨夜早く寝たこともあって今朝はまあまあ快調。水曜日。早起きは苦になりませんが、鶴橋から立ちっぱなしになるのがつらいところ。朝モス経由で大学へ。1時間目の授業は例によってノリノリで終了。午後は会議が2つ。今週前半はちょっとキツイ3日間でした。
ありがとう






−5月8日−
 「いのちのつながり」の授業は手ごろなので模擬授業のような時のデモ用としてよく使うのですが、一か所だけちょっと頭をひねらせるところがあります。答えを言ってしまえば「な〜んだ」という部分なのですが、生徒・学生はなかなかピンときてくれません。ですので、こちらも水を向けるのにいつも苦労します。今日、神戸学院大付属高校で模擬授業をしたとき、ある女生徒が小欄の想定外の角度から説明を試みてくれました。「そうか! そういう説明の仕方があったんだ」と、それを聞いてまさにガッテン。小欄を借りてお礼を言います!
地名略称






−5月6日−
 阪急の神戸線と今津線の交点が西宮北口。関西で住みたい町人気ナンバーワンの駅です。以前は「きたぐち」と呼んでいたのですが最近は「にしきた」と呼ぶようです。慣れていませんし「イ」音が3つも続くので小欄には馴染めません。近鉄のターミナル大阪上本町駅を「うえろく」(上本町6丁目の略)と呼ぶのは正確には略称ではなく別称ですが、読みやすいのでいまでもかなり使われているようです。地名略称がどう生まれ時代や世代によってどのようにアレンジされたのか‥は考現学の領域。卒論のテーマぐらいにはなりそうですね。
ギリシアと比べるのも‥






−5月5日−
 学生に何かを連絡・指示してもそれがうまく伝わっていないくて愕然とすることがよくあります。情報がすっぽ抜ける感じ。これは学生が不真面目だとか能力がないということではなく、現代特有の現象と考えた方がよさそうなのです。つまりあまりにも多くの情報に囲まれているので、そのいちいちに感動したり疑義を挟んだりしていては体がもたないので、情報はさっと受け流してしまうのです。情報がほとんどなかったギリシア時代には人々は星を星座に仕立て、天空に壮大な物語を描いてみせました。人間は進歩したんだか、どうだか。
広報いろいろ





−5月3日−
 私学では、講義や会議のほかに、国立にはなかった仕事があります。昨年度も何度か出かけた高校での模擬授業もそうですが、今年度はオープンキャンパスでのミニ講義、中学生を対象とするサマーセミナーが加わりました。要するに広い意味での広報活動です。「学校では教えない”地球の歩き方”−クイズとトンデモ体験で学ぶ世界のオモテとウラ−」と題して一席演じることにしました。準備は簡単なのですが、中学生相手というのは勘が狂う感じです。
余計なお世話‥かと






−5月1日−
 今朝の新聞に、少年たちの野球離れを防ぐために甲子園球場でバックスクリーンに出す選手名を平仮名にする試みが紹介されていました。余計なお世話でしょう。以前、職員室の入口ボードを「しょくいんしつ」と書く例を批判する文章を読んで共感したことがあるのですが、それと同じ。読めない漢字があったって構わないんです。そのうち必要があれば覚えます。まして好きな野球選手の名前ならなおさらです。教科書が漢字制限するのは理解できますが、それ以外は放っておけばいいんです。教えなくったって子供は学ぶものです。