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美葉祭





−10月30日−
 昨日今日と、好天に恵まれて大学祭が開催されました。初めてなので、どんな雰囲気なのだろうと興味もあったので出かけてみました。きちんと時刻表を確認せずに出発したので、とんでもなく時間がかかりました。ビバサイと読むのだそうです。紅葉の季節と「VIVA」を掛け合わせているものと思われます。模擬店中心でしたが、福祉系の大学らしい出店や案内も目につきました。それにしても驚いたのは、昼、キャンパスに河内音頭が流れたこと。さすが‥?
秋、通過





−10月28日−
 しばらく学会ネタの続いた小欄ですが、そうこうしているうちに季節は「ドスン」と音を立てて急展開していて、朝夕冷え込むようになりました。大学の前を流れる原川沿いの桜の葉は、いつの間にか色づきそしてもう色を失っています。今年は秋がなかったというのが実感です。今日は昼に温かいものがほしくなったので近くの蕎麦屋へ行きました。なかなかうまい蕎麦を出すのですが、駅までの道半ばにあるので、食後に大学にもどるには相当の勇気が必要です。
ワインの法則






−10月27日−
 寝かせれば寝かせるほどいい味が出てくる‥これは論文や原稿執筆のコツを小欄なりに説いた「ワインの法則」です(ほかに「たこやきの法則」もあり)。もちろんワインと違って論文や原稿はただ寝かせておくだけではダメで、時々読み返すことで、論理の飛躍や言葉足らず、表記の不一致などがボロボロく出てきて、それを「始末」することで完成度が高まっていきます。20日の項に「一応完成しました」と書いたのですが、その後も、苦労して入手した図をバッサリ削除するなど修正を繰り返し、今日の夕方ようやくレジュメ「熟成完了」です。
プログラム分析






−10月25日−
 2つの学会のプログラムを眺めていて、発表タイトルに「開発」という文字が多くみられることに気づきました。単なるアイデア自慢レベルもあれば先行研究を精査した実践研究もあるでしょうが、要するに「こんな授業はいかが」というスタイルです。「授業デザイン」「授業づくり」という同義の表現をあえて排除して「開発」だけに絞ってこの2文字を含む発表の数を数えてみました。全国社会科教育学会では34.8%、日本社会科教育学会では12.3%でした。両学会間のこの差も興味深いところ。でもこんな分析、研究にはなりませんね(笑)。
続・学界断想






−10月23日−
 つまり研究内容が拡散してしまった結果、学会を覆っていた「大きな物語」が見えなくなったのです。往時は、概念装置だ、ネタだ、ディベートだ、ヒント教材だ、自由主義史観だと、主張の方向はどうあれ、つまりは「社会科(授業)かくあるべし」という単純にして大きな物語が確かに意識されていて、そこに百花繚乱ならぬ百家争鳴のエネルギーの高揚がありました。今次のプログラムを見てすきま風に似た寂寥感を禁じ得ないのは、あの華やかすぎた時代に生きてしまった者の不幸かもしれないなどと、一人で気取ってみる秋の日です。
学界断想





−10月22日−
 野坂昭如の小説『騒動師たち』に、焼け跡闇市で暴れまわった面々が一見平和になってしまった現実に気づいて呆然とするシーンがありますが、学会プログラムを見てちょっとそれに似た思いがよぎりました。発表に際しては小欄なりに武器弾薬を携えて分科会場に乗り込むのですが、ケンカを売る相手がいない、ケンカを買ってくれる相手がいない‥のです。ICT,AL,ESDなどと、プログラムには百花繚乱のごとく多彩な研究発表が並んではいるのですが。
一応完成しました




−10月20日−
 学会の当日発表資料いわゆるレジュメがほぼ出来上がりました。たかがA4で11枚の資料中心のものなのですが、準備を始めてから2か月ほどがたっています。サグラダファミリア的ペースです。あらためてながめてみると、発表分科会が「その他」的会場となったのも当然で、プログラムのどこを見まわしてもこんな「盛り合わせ定食」を仲間に入れてくれる分科会はなさそうです。
学会プログラム到着A






−10月18日−
 研究発表が出揃っても各分科会の司会者の手配が終わらないとプログラムは完成しません。司会の割り振りは勝手には決められないので、本人に了解を得る必要があります。小欄は、司会をやれと言われたら快(怪)刀乱麻の大立ち回りをやってのける自信はあるのですが、今回は打診はなし。関西福祉科学大学からの参加なんて前代未聞でしょうし、小欄の名前を知らない人も増えたからでしょう。もちろん司会なんて当たらない方がいいに決まっています。半日その会場に縛りつけられてほかの発表が聞けなくなりますからね。
学会プログラム到着@






−10月17日−
 教育実践系の「学会」は、会員であれば誰でも発表できるという大らかなシステムなので、多くのエントリーをどう分類して分科会に割り振るかというパズルは実行委員会の腕の見せ所となります。今回の小欄の発表タイトルは、発表を聞いたあとなら「なるほど的を射た表現」と合点できるのですが、字面だけを見ると何のことやらさっぱり意味不明という奇怪なシロモノなので、どこの分科会になるか楽しみだったのですが、案の定2日目の「その他」的な会場。今更衆目を集めようなどという野心もありませんから別に文句もありません。
面接




−10月15日−
 秋晴れの今日は大学の推薦入試の日。9時集合なので自宅を7時前に出て河内国分駅前で朝モス。大学には8時40分に到着しました。この大学での試験担当は初めてだったのですが、それほど負担なくやれました。昨年度までは大卒や社会人、現職教員相手の面接ばかりでしたので、高校3年生と話すのはずいぶんと新鮮でした。みんな素直ないい感じの受験生ばかりでした。
振り込め詐欺





−10月14日−
 先日、ある広告代理店を名乗る人から「先生のご著書を見たがすばらしい、ついては全国紙の東日本版の2面に載せる全面広告の一部に先生の著書も加えたい、掲載料は24万円ですが」という電話がありました。東京本社版という言い方はあるのですが東日本版という言い方はありませんし、2面は普通政治面で全面広告はせいぜい4面以降です。怪しいなと思ってネットで調べてみたら同様の詐欺があるようです。著書をお持ちの方、くれぐれもご用心を。
教職講演会





−10月12日−
 出勤すると、12:30から急な打ち合わせという連絡が入り,、慌てて大教大図書館へ向かいました。幸か不幸かお目当ての本は借り出されていたので早めにランチをすませ、25分歩いて大学にもどり会議に滑り込みました。16時すぎ今日の教職入門講座の講師の伊田校長先生(芦屋市立岩園小学校)が到着され、林学部長とお出迎えしました。講演は、もっと時間があったらと悔やまれるほど中身の濃いもので、学生にはいいインパクトになったと思います。
「語り直し」の語り直し






−10月11日−
 カルスタ・ポスコロ系の人が多い学会でひと昔前「日本人性を語り直す」というふうな物言いが流行したことがありました。もちろんこれはアメリカ公民権運動の流れで出てきた「ホワイトネス」(白人であることそのものが持つ暴力性)批判を直輸入したもの。そういう欧米崇拝もまた日本人性ではないかという横槍は措くとして、ホワイトネス運動がよくも悪しくもアメリカ社会の根底にあった規範を崩壊させ、現在の社会の混乱の淵源になったという論文を最近目にしました。安易に「語り直す」とロクなことはないと今さらながら思います。
全国社会科教育学会





−10月9日−
 かつては理事まで務めたこの会ですが、昨今はすっかりご無沙汰。まして今年の会場は小欄にとって近くて遠すぎる兵庫教育大学ですし、3週連続で週末お泊りというのもつらかったので、今回も欠席。ただ情報だけは仕入れておかねばと、某氏を大阪キタの料亭「有馬」に招き松茸会席をつつきながら学会の様子を伺いました。主権者教育花盛りですが、衆議院議員総選挙とAKB選抜総選挙の根本的な違い‥なんていう視点の議論はなかったようですね。
炊飯器のおじさんから






−10月8日−
 この前会ったときのNa-amaちゃんはまだおしゃぶりを口にしていたのですが、小欄が神戸の免税店で買い求め彼の国まで運んだ炊飯器で炊いたご飯を食べて(?)すっかり大きくなって、もう中学生。母親のIritさんに連れられて先月初めて日本にやってきました。会いたかったのですが、荷物トラブルなどがあったようで、彼女のトランクで運ばれてきたお土産のドライフルーツだけが郵便で鹿児島から今日送られきました。二人は週明けには故国にもどらねばなりません。かくなる上はテルアビブまで会いに行かねばなりませんね。
台風一過






−10月7日−
 昨日は何十年ぶり?かで阪急京都線の特急に乗りました。新駅や高架工事や沿線の様変わりに驚きながら桂まで往復しました。例の進学説明会の行事で会場は京都府立桂高校。模擬授業を熱心に聞いてくれました。授業するのはチョロイものなんですが、病み上がりということで、フラフラしながら帰宅しました。今日も青空です。来週の教職入門講座の講師の先生から配布資料が大量に添付で届いていたので、プリントアウトして事務に印刷を依頼しました。その他雑用を片付けていたら、もうお昼。学会発表資料はいまだ道半ば。
秋見つけ






−10月5日−
 一時は最下位かと言われたトラが7連勝の快進撃(←今頃進撃してどないすんねん)とかで4位につけてシーズン終了。電車の中づり広告には悪びれる様子もなく「ご声援御礼」。秋です。生活科が始まったころ「都会でも季節見つけはできる」というビデオを見たことがありますが、言うまでもなく都会にも「季節」はあふれています。時が流れれば世の中は変わる、巡るものもあれば一回きりのものもある。こういう時間認識は小6からさらに中・高の歴史教育に連なる基礎となります。枯葉のオブジェづくりは決して遊びではないのです。
理由





−10月3日−
 2016をアンインストールして2013を入れるという暴挙の故か、MSの説明が相変わらずへたくそなのかといろいろ理由は並べたてているのですが、要するに小欄がこういうデジタル関係の作業に弱いだけ。「オフィス」の入れ替えで胃が痛くなるような1週間でしたが、昨日昼にようやくメールが再開できました。そのあおりか、はたまた学会で健康によくない発表でもあったのかと理由はいろいろ思案中ですが、昨夜来下痢、腹痛、発熱で今日は一日寝込みました。
教育方法学会A





−10月2日−
 課題研究は「授業のスタンダード化を問う」に出席しました。教育思想史学会ならひと昔前に「モダニズムの成れの果てだね、アハハ」で笑い飛ばされたかもしれないような課題設定でしたが、教育現場では結構大変みたい。各教委の対応などが報告されました。苦悩や矛盾がよくわかりました。むずかしい言葉も飛び交った120分でしたが、結局のところは「スタンダードに縛られすぎてはいけない」というスタンダードを再確認して終わったような感じでした。
教育方法学会@





−10月1日−
 地元以外では福岡は東京とならんでよく出没した町ですが、九州大学を訪れたのは初めてでした。通常着陸コースの真下なので騒音はひどいのですが、航空機の「おなか」がよく見えます。この学会に顔を出すのは初めてでしたが、お茶小の岡田先生ほか知人と遭遇することも多く、プログラムにも知った名前がいっぱい。参加記念に質問のような感想を一発やらかしました。それにしても発表はジャンルもレベルもさまざまでしたので、ずいぶん疲れました。