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福岡にて






−9月30日−
 7時10分過ぎに出発、8時前に空港着。朝モスののちラウンジで休んでJLで福岡へ。ホテルに荷物を預けて会場の西南学院小学校へ向かいました。坂井清隆先生の授業をメインに、春藤先生の教室にもちょっと顔を出しました。事後の授業検討会の議論は「ここは初志の会か」と思うような内容。そういう方面の関係者が集まったのでしょう。社会科論をぶってもしかたないので発言しませんでした。会場で修了生の原田先生と久しぶりの顔合わせ。夜は同じく修了生の坂井満先生と天神の居酒屋で「検討会の検討会」など歓談しました。
半年がすぎて






−9月28日−
 昨日の帰途、西宮駅で河内国分までの通勤定期を更新しました。こちらに勤め始めてもう6か月も経ったのですね。小欄の契約は4年間ですから、その8分の1が過ぎたことになります。考えようによっては速い時の流れです。今日はまず4丁目へ。峯明秀教授の研究室に本を引き取りに行き、ついでに学食で昼食をとってから出勤しました。今日もすごい湿気です。大学では12月の講演会の手配打ち合わせなどでバタバタ。5時からは教科会議。終了後は教育学部有志の飲み会。4月は欠席だったので、初めての飲み会となりました。
九州GO





−9月26日−
 今週末に九州大で開催される教育方法学会の関連行事として、金曜日に西南学院小学校で研究会があり、旧知の春藤なぎ先生、坂井清隆先生が授業をされます。その情報は早くから入っていたのですが、10月1日に本務の大学で行事があり、出席できるかどうか未定だったのですが、今日、出張可能という知らせがあったので早速難波のJTBにチケットを買いに行きました。学会や授業研究会も楽しみですが、修了生との夜の放談会も楽しみです。
感情で動く





−9月24日−
 マッテオ・モッテルリーニ『世界は感情で動く−行動経済学からみる脳のトラップ』を本屋で見つけたので早速入手していま読んでいます。前著『経済は感情で動く』がずいぶん面白かったので、その続編という触れ込みに釣られてのことですが、読み進むと、「限定合理的行動」「コンコルドの誤謬」などほかの行動経済学関係の書物ですでに見かけた話題も少なくありませんでした。考えようによっては、例の触れ込みは同書にある「アンカーリング効果」そのもの?
祭り






−9月22日−
 西宮戎と酒造りに象徴されるように西宮は歴史・文化の薫り高い町で、ひと月に1回ぐらいは祭りがあります。今日は「えべっさん」の大祭で、午後、「ドンドコ、カンカン」とだんじり行列の音がしたので、服を着替えて飛び出しました。雨が降り出すまで小一時間ついてまわりました。小学生のころ、秋祭りの夜、だんじりを遠くまで追いかけていって母親に叱られたことを思い出しました。大学のある河内国分もそうですが、歴史に包まれているというのはまったく心地よいものです。行列を見る幼子たちの陶然とした目つきが印象的でした。
ガイダンス






−9月21日−
 昨日は台風襲来。警報が3つも並んだので自宅で読書としました。そのあおりで忙しかったのが今日。林学部長と駅からタクシーを利用したのでちょっとは助かったのですが、大学に着いて30分ほどのあいだに、あわててオリエンテーションの準備をして会場に向かいました。前半は後期(秋学期)の履修について。後半は採用試験に向けてのガイダンス。小欄は自身の経験をもとに定職に就くことの大切さ、教師という職業の面白さについて話しました。小学校教師の平均生涯賃金2億6,600万円という計算結果にはみんな驚いていました。
缶ビールと天文学





−9月20日−
 飲むまいと思えど今日の暑さかな。これは名句「You might think but today's some fish」の替え句なのですが、そう言いつつ毎夕缶ビールに手をのばす今夏でした。その暑さもようやく通り過ぎ「今日は休肝日にするか」という日も出てきました。駅から大学までの歩行速度もまもなく3.5km/hから5.5km/hにアップできそうです。それやこれやで腰回りも一層スリムになるでしょう。公転軌道に対する66度33分の地軸の傾きに心から感謝です。菊の節句から早や10日。
図書館で考えた






−9月18日−
 今週木曜日、4丁目の(大阪教育大の)図書館で本を探していたところ、知人の著書があり、めくっていたら関心のある内容があったので、本来の探し物はそっちのけで1冊読んでしまいました。こういう出会いが図書館や本屋さんに出向く醍醐味で、ビッグデータとやらを振りかざしてアマゾンが「こんな本もあります」などと勧めてくれるのとはまた違った良さがあります。2045年には人口知能が人間を上回るそうですが、失敗と気まぐれと偶然こそ人間の取柄。論理的で科学的な人は、そのうち「人でなし」と呼ばれる時代がくるかもしれません。
『日本、遥かなり』追補






−9月16日−
 トルコ警察と違って日本国外務省には、小欄はちょっぴりしか「借り」はないので、べつに弁護する必要もないのですが、外務省の無策の背景には当然ながらマスコミや世論(せろん)なるものがあることは著者である門田氏も承知していて、最後は、単純な「外務省悪玉論」から脱して「国民が国民を守らない」という不幸な構造に言及しています。その世論の淵源は言わずと知れた戦後民主主義。ですので、10日の項で「誰か社会科授業を作りませんか」と書いたのは、怪書『「戦後民主主義」と教育』の著者ならではの超イヤミなのです。
老婆心ながら





−9月14日−
 湿度の高さはともかく、最高気温は30度前後になってきました。今日は11時から「マナバ」という成績管理システムの入門講座。アンケート処理機能などは小欄が40年近く前にイギリスBBC放送のカメラの前でデモをしたRAと仕掛けは同じです。ただ小テストの自動採点とかいろんな機能がてんこ盛りになっていて、近代教育ここに極まれりという感じ。こういうスマートな環境に慣れた学生が前近代?の学校現場のドロドロに飛び込んで‥、さて大丈夫かな。
鳴尾





−9月12日−
 昨日はおそらく30数年ぶりでしょうか、鳴尾駅に降り立ちました。西宮南高校に勤めていたころ、ここから学校まで2キロほどの道を歩いていました。いまの大学への徒歩通勤距離よりも長い距離だったのですがその通勤で暑くてヒーヒー言った記憶がまったくありません。若かったからか地球温暖化がそれほど進んでいなかったからか(←ずいぶんスケールが違う)。閑話休題。小欄の座右の銘は「我こそは、鳴尾に立てる一ツ松 よくも悪しくもまた類なし」です。
教育思想史学会





−9月11日−
 今年の会場は武庫川女子大学。自宅から20分。交通費ゼロ。着くと岡部先生(阪大)、小玉先生(東大)から早速声をかけられました。この学会は恐ろしく頭のいい学者が喧々諤々の議論をかわす正真正銘の学会で、小欄などその半分も理解できないのですが、来るべき超スマート社会に人間はどうあるべきかをスポーツや天文学の専門家を交えて語ったコロキウムは刺激的でした。昼は西宮南高校1期生がやっている鳴尾駅北の隠れ家レストランでランチ。
『日本、遥かなり』






−9月10日−
 全419ページ。一気に読みました。トルコ警察にいささかの「借り」がある小欄は、前半は涙なくして読めませんでしたが、修羅場で必死になって脱出を試みた日本人商社マンたちの姿と、事なかれ主義と責任回避に明け暮れている日本大使館の実態が赤裸々に描かれた後半では憤懣を隠せませんでした。もしこれが事実なら(たぶんそうでしょうけど)、われわれは「国民を助けてくれない国家」に生まれ落ちたことになります。政府の無策を追及するスタイルの社会科授業は多いのですが、この本の後半をネタに誰か授業を作りませんか。
ピーナッツ伝説






−9月9日−
 「ザ・ピーナッツ伝説」という番組を見ました。彼女たちが活躍した16年間というのはちょうど小欄の青春時代と重なっているのですが、改めてピーナッツのすごさを思い知りました。海外での数々の活躍は知りませんでした。それに引き換えAKB。もちろん彼女たちも単にカワイイだけではなく、それなりの訓練を受けていることは承知しているのですが、プロとしての重みには雲泥の差があるように思われました。一般論ですが、ウケのいい人材が「促成栽培」され、次々と消費されていく現代社会に嘆息。MNL48のメンバー、目下募集中。
しっかり仕事






−9月7日−
 昨日は尼崎にある「阪神南県民センター」へ行き、今年7月に実施された兵庫県の教採試験(正確には兵庫県公立学校教員採用候補者選考試験)の原本をコピーしてきました。一般教養と小、特支の問題と解答用紙合計31枚。このセンターでは第1号とのこと。いずれ業者が本にして出すのですが、やはり本物の方がインパクトがあります。今日は10時半から個人情報保護委員会。12月7日に全国的に有名な某氏に講演をしてもらうことに決定。16時からFD関係の研修会。それにしてもこの湿気! ネゴンボの夜を思い出します。
二つの見方






−9月5日−
 先日読んだ『教育PRO』に、オバマ大統領の広島訪問ならびにその際の演説の内容を高く評価する一文がありました。その直後に『表現者』最新号を見ると、オバマ政権が核兵器予算をどんどん増額させながら「核のない世界を」などと呼びかけたのは、「日本に核抑止力を持たせないためには反核勢力を強化する必要があったからだ」(伊藤貫)という分析が載っていました。小欄にはどうみても後者に分があるように思われるのですが、さてさて。何事によらず正反対の解釈はあるもの。両方に目配りした上での価値判断が必要です。
ぶり、ぶり






−9月3日−
 既報の通り一昨日は西宮北口(ニシキタ)で神戸高校野外活動部OBのSさんとほぼ40年ぶりに再会しました。いまは社会福祉関係のお仕事で活躍中とか。今日は今日とて甲子園のノボテルで西宮南高校郷土研究部の1期生とランチ。こちらは5年ほど前の同窓会で顔を合わせていたのですが、ゆっくり話をするのはやはり40年ぶりでしょうか。教師ならだれでも経験することですが、本人は覚えていない些事を生徒の側はしっかり覚えていることがしばしばあって、冷や汗をかいたりにんまりしたりの連続でした。教師稼業も悪くない。
platos combinados





−9月1日−
 スペインにはどこの町の安食堂にもplatos combinadosという盛り合わせ定食があって一人旅の身には重宝なのですが、今回の日本社会科教育学会の研究発表内容はまさにそんな感じ。大間のマグロと霜降りの米沢牛と丹波のマツタケとイセエビの盛り合わせだと本人は胸を張っているのですが、一部の物好きを除いて大方の参加者には、どうみても奇怪なゲテモノ定食だと言われるのがオチかもしれません。最終的な文章の手直しをして昨日送信しました。