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| ■ 教育直語 過去の研究室日誌へのリンクは最下段に |
■「わがこと」
−5月31日− |
某日ならびに某日の前日の某乳製品の価格。西宮のDで168円、甲子園のAで158円、国分のLで148円、今津のLで139円。ずいぶん差があります。こういう差に気づくことが科学的社会認識だと言ったら社会科教育学研究者に叱られてしまうでしょう。ところで、こういう差は「わがこと」と思わねば見えてこないもので、為替相場も野球選手の打率も同じ。翻って考えるなら、難民問題だの世界の環境問題などを「わがこと」と認識させるのは至難の業だということになります。こう言い切ったら社会科教育学研究者にまた叱られるでしょう。 |
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■ハワイから
−5月29日− |
「いま、本作ってます」というメールがハワイから届いたのが3月。残念ながら著者(吉川ひなの)本人からではなく彼女の仲間からのメールでしたが。一昨日その新著『offto
Hawaii』を入手しました。グルメスポットや雑貨の店などを紹介したどこにでもありそうな本なのですが、一貫しているのがナチュラル、オーガニック志向。ひなのチャン自身の生き方がそうですが、ハワイ全体が生活の深いところにまで自然回帰の思想が浸透しつつあることがよくわかります。 |
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■落差
−5月27日− |
22〜24日に別府温泉でのんびりした「報い」‥でもないでしょうが、水曜日は振り替え輸送に引き続き午後の会議が長引き、難波の地下街の飯屋で豆腐ハンバーグ690円也を10分でかきこんで何とか20時36分には自宅に帰りつきました。昨日も10時から会議。今日も2時間目が授業。もっともこちらは小テストと別府旅行のスライドショーでしたからあまり疲労感はありませんでした。スライドと言ってももちろん、「猿専用の横断陸橋」など教材研究に関連しそうな場面ばかりですので、立派な社会科の授業内容です(!)。で、早めに帰宅。 |
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■振り替え輸送A
−5月26日− |
火事のとき、119番に電話すると、消防署だけではなく同時に水道局やガス会社にも連絡がいきます。こういう「見えにくい」社会システムに気づかせていくのが小学校4年生社会科の一つのねらいです。昨日JR西宮駅へ行くと、改札口に列ができていて、ガードマンが2人いました。なるほど、「遅刻だ、どうしてくれる」と暴れる人もいるでしょうから、そのための手配かと思われます。こういうところにもちゃんと連絡が行くようになってるんだと、改めて認識しました。 |
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■振り替え輸送@
−5月25日− |
今日、事故で阪神の西宮駅以東が不通になりJRに振り替え輸送となったのですが、多くの人が駅市役所口を出て2号線を歩いてJR駅に向かっていました。これは直角二等辺三角形の直角をはさむルートでじつに遠回り。ほとんどがスマホを見ているはずですが、地図の読解ができないのか、スマホ地図が遠回りを指示しているのか、あるいは大衆的同調行動なのか。じつは三角形の斜辺にあたる細い道はJRと阪神電鉄の関係を物語る興味深い歴史遺産なのです。そのことを知る小欄はもちろん斜辺ルートを歩きました(エヘン!)。知識や読解力や判断力は、やはり無いよりあった方がいいですよね。 |
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■療養
−5月22日〜24日− |
昨秋以来の大騒動が公私ともにようやく一段落したので、「総合コース」の先生方から退職祝いにいただいたJTBの旅行券を使わせていただいて、2泊3日、別府温泉で療養してきました。今回は、紺屋地獄(泥湯)のほか湯布院の由布見通り、山猫軒、城島高原などの新しいところも開拓して、おおいに写真を撮ってきました。例によって鉄輪温泉の湯美香姐さんにはずいぶんとお世話になりました。好天に恵まれ地震もなく、湯煙に癒された3日間でした。 |
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■恥ずかしながら
−5月20日− |
今日は授業。一つの授業を創るのに実質2日かけますから、ずいぶんと贅沢な話。と言うのも恥ずかしながら小欄は学部の教科教育は担当したことがあるのですが教科内容は未経験なのです。某教育大学では「教科内容学」なるものを構築されたらしいですが、そういう高尚なものを拝借するのは畏れ多いので、自分なりのペースでやっています。今日は「古いものさがし」の単元。「歴史的自己認識⇒公民的資質の基礎」という新視点?でまとめてみました。 |
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■五月晴れ
−5月18日− |
昨日午前は西宮市総合教育センターにお邪魔して資料をいただき指導主事の方と地域教材などについて懇談しました。午後は憲法に関する文献講読。今日も文字通りの五月晴れ。午前中に事務的な雑務を終えて昼前に4丁目の食堂に出かけました。片道徒歩(3基のエレベータを含む)で30分近くかかりますが、いい運動です。それに道すがらキョロキョロと教材になりそうなモノを探しながらの往復ですから、これも立派な「仕事」。社会科って便利です。 |
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■小さな声で言いますが…
−5月16日− |
昨日の講演で出たフレーズ。「答えを生み出し、新たな価値を創造」「情報を他者と共有しながら、互いの考え方の共通点や相違点を理解し、相手の考えに共感したり多様な考えを統合したりして、協力しながら問題を解決」「必要となる新たな知識・技能を獲得…中略…それらを活用しながら問題を解決」「他者との協働や外界の情報との相互作用を通じて、自らの考えを広げ深める対話的な学びの過程を実現」「生徒と生徒が対話し、それによって思考を広げ深める」云々。みんな20〜25年前の拙著に書いてあることばかりです。要するに「花いっぱい道路」みたいな授業をやれってことですよね、文科省さん! |
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■ぐるっと一周
−5月15日− |
今日は阪神今津から阪急に乗り換えて古巣の宝塚へ。お寺を訪問したあと福知山線、環状線と乗り継いで寺田町へ。13時から興国高校で開かれたERP主催の研究会に参加しました。主題は小中一貫、高大接続。対談と講演がありました。大学入試改革や学習指導要領改訂関係の情報など、いろいろと勉強になりました。梶田先生にもご挨拶できました。私立の小中高大の先生方ばかりなので、これまでなじんできた会合とはずいぶん雰囲気が違うような気がしました。帰途は天王寺まで歩き難波経由で帰宅。ぐるっと一周です。 |
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■地域探検
−5月13日− |
授業でいま扱っているのが小学校3年生の第1〜2単元、つまり校区探検や市の人々のはたらきなどの内容です。受講生の出身都道府県がかなり広範囲なので、地域教材としての有効性は減じるのですが、やはり共通の舞台として大学周辺のあれこれを例に出すしかありません。通学(通勤)路の張り紙や農作物などを撮影したり、国分駅横のスーパーへ行って「ちらし」を大量にもらったりして授業に使っています。大学近くの総菜屋さんにも行きました。あえ物やおひたしなど素敵なメニューばかり。探検のおかげでいいお店見っけ。 |
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■見る、聞く、そして…
−5月12日− |
先週の授業で学生に試食させたイスラエルのクラッカーを小欄もそのあとでかじってみました。学生の評判はイマイチでしたが、独特のスパイシーな香りがじつに懐かしく、目をつむって味わっているとイエルシャライムやマラケシュのバザールの光景が浮かんできます。グーグルだのグノシーだのが世を席巻していますが、連中にはどうやっても「香り」は運べません。「総合演習」で石垣島へ行ったとき、機外へ出るや学生が1月の生暖かい空気に触れて悲鳴のような歓声をあげていたのを思い出します。五感は五感とも大切なんです。 |
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■樟蔭女子大学へ
−5月10日− |
午前中、大学の雑用を片付けて、昼食後、小雨のなか大阪樟蔭女子大学へ向かいました。今春まで西宮市内で校長ほかの要職を歴任され、兵庫県小学校長会副会長も務めておられた山本幸夫先生が、小欄と時を同じくして私学の社会科教育担当教授として就任されたのです。というわけで、4時間目の授業見学・研究協議も有益でしたが、夜の梅田での「一杯」もすこぶる楽しい時間でした。私立大学のこと、学生のこと、社会科のこと、日本酒のこと…。 |
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■名誉
−5月8日− |
週末は帰省。帰宅してみると鳴門教育大学から「名誉教授に決定した」という通知が来ていました。何事によらず「名誉ナントカ」というのはほとんど実質を伴わない肩書きで、鳴門の場合もこれと言って何かメリットがあるわけでもないのですが、ありがたく頂戴することにしました。ただ、そのための申請手続きは大変で、太田先生は膨大な書類作りに奔走されたはずです。記して深謝。 |
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■イスラエル
−5月6日− |
昨日は来日中のイリットさんと心斎橋で待ち合わせて2時間弱おしゃべりを楽しみました。家族写真を見せてくれたのですが、小欄がテルアビブへ行ったときにはまだ乳母車に乗っていた一人娘がもう11歳のかわいいお嬢さんになっていてびっくりしました。で、今日の授業は彼女がくれたイスラエルみやげのお菓子を受講生全員で試食?したあと、死海の話などを少しして、本題入り。先日撮影した「学校のまわり」の写真を軽く紹介したところで時間切れ。 |
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■立場が変われば
−5月4日− |
GW後半の三連休。これまで小欄は教諭、助教授、教授などと肩書は変わりましたが卒業以来ずっと教師をなりわいとしてきました。その立場からすると、新学期が始まってようやく授業や学級経営も軌道に乗ったところでやってくるGWはまことにやっかいなシロモノでした。しかし今年は、再就職、引っ越しと、世によくある多忙な春を経験したものですから、この連休はすこぶるありがたく感じました。何事もそうですが、立場が変われば評価も一変するものです。 |
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■西宮に引っ越してきて
−5月2日− |
…気付いたこと。歩道や右側を走行する車がない、街路樹に葉が豊かに残されていて「木」の体裁を保っている、生ごみの回収日にすさまじいカラス軍団が襲来する、それとは無関係でしょうが焼き鳥屋が多い、自転車の通行量が多い、高齢者がオシャレをしてランチを楽しんでいる光景をよく目にする…。どうでもいいようなことかもしれませんが、こういう些事をいちいち気に留めるのが、じつは社会認識の第一歩です。スマホからちょっと目を離してごらん。 |
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