 |
|
| ■ 教育直語 過去の研究室日誌へのリンクは最下段に |
■車内で教育を考える
−4月30日− |
4月から電車通勤になったので、多くの人がスマホ漬けになっている光景を嫌でも目にします。スマホには誰でも気軽に情報をアップできるのですから、どう考えてもその質が低下していくのは必然ですし、大量の情報を浴びていると、その意味を咀嚼し発酵させる余裕などなくなります。さりとて「スマホ禁止令」など出せるはずなどなく、かくなる上は学校で、ネット社会を完膚なきまでに徹底的に相対化してしまう強烈な実体験の場を用意するしかないでしょう。 |
|
|
■震災余話
−4月28日− |
拙宅では飲料水として鹿児島県の温泉水を使っています。その在庫が少なくなったので17日に電話して注文したところ、なんと19日に届きました。大地震でまだ九州自動車道も一般の国道も不通区間や通行制限が残っていた時期です。いったいどこをどうやって走ったのでしょう。「日本ってすごいな」とあらためて実感しました。当然のことを当然じゃないと考えてみる、あるいは当然じゃないことを当然だと考えてみる…、こういう気づきが社会認識の第一歩です。 |
|
|
■地域を知る
−4月26日− |
先週の金曜日、柏原市教委にお邪魔して、地域副読本をいただいてきました。5セットも頂戴したので正直つらかったですが、自宅に持ち帰り早速通読しました。地域副読本というのは手っ取り早くその場所の情報を仕入れるにはまったく重宝なもので、柏原市の歴史の豊かさなどをよく理解することができました。昨日はふたたび市教委にお邪魔して教育長さんにご挨拶しました。 |
|
|
■我が事としての歴史B
−4月25日− |
初診時に「大きな病気をしたことは?」と聞かれることがあります。「いいえ」と答えるのが常なのですが、じつは小欄は65年前に当時としては大手術を受けました。そのときの病院名と担当医師の名はずっと覚えていたのですが、そのお孫さんの一人が開業している医院が西宮の拙宅の近くにありました。執刀をしてくださったお医者さんはまだご存命で、芦屋にお住まいとか。93才とのことなので、弱冠28歳で大手術に挑戦してくださったことになります。我が人生とある「時代」が否応なく重なってくるのを実感させる出来事が続きました。 |
|
|
■我が事としての歴史A
−4月24日− |
小欄が卒論のフィールド調査で宝塚市の北部地区をまわっていたころ、この山の中に第2名神高速道路が通るんだという話を聞きました。本当に山奥で、にわかには信じられませんでした。それから43年。昨日の建設工事現場の橋げた落下事故で、「新名神」が完成目前だったことを知りました。小欄が神戸や高知でウロウロしている間にも、壮大な計画は着々と進められていたんですね。「歴史」というには短すぎますが、「時の流れ」をひしひしと感じました。 |
|
|
■我が事としての歴史@
−4月23日− |
昨日の新聞に「脱脂粉乳がうれしかった時代のこと、娘にも話してみようか」と題したユニセフの広告が載っていました。そりゃあ、中にはうれしかった人もいるでしょうけれど、小欄はあの粉乳のおかげでそののち10年間、牛乳をまったく飲むことができませんでした。いまでも積極的には飲みません。トラウマでしょうね。戦後の食糧支援の陰にアメリカの巧妙な占領統治政策があったというのを知ることになるのは、給食から解放されてから40年後のことです。 |
|
|
■授業第3回
−4月22日− |
昨日はERP代表取締役の大谷氏が来られました。研究室来客第1号です。社会科教育黄金時代の話や近隣の私学の状況など…。今日は3回目の授業。最初40分ほどかけて地震にひっかけて断層の話や柏原の地形の話など。ほかに、タンザニア(マサイ)やエクアドル(ガラパゴス)の話も。ハタから見たら雑談に見えるかもしれませんが。なにしろ社会科ですから、学生たちの目を「社会に開く」のが肝心です。もちろん、そのあとで社会科の歴史や公民的資質について講義しました。夕方、柏原市教委へ副読本をもらいに行きました。 |
|
|
■回復しました
−4月20日− |
おかげさまで体調がほぼもとにもどりました。今日は絵に描いたような五月晴れ(←まだ4月ですが)。颯爽と出かけたのはいいのですが、洗濯屋さんの定休日を忘れていたり、銀行の引き出し限度額変更を忘れていたりと、やっぱりどこかヌケています。仕事の方は、これまでのパワポスライドを引っ張り出したり地図を調べたり、つまりは授業づくりを本格的に始めることができました。年度初め特有の事務処理も一段落して、ようやく「日常」が戻ってきました。 |
|
|
■深刻な悩みです
−4月19日− |
小欄はこれまで前項のようなスタンスに立ちながら「じゃあどうするか」という方向で大学院の授業を創ってきました。痛烈な現状批判・問題提起型の授業を「平気で」展開できたのは、受講生が免許関係の教科教育法などの単位をすでに取得していたからです。しかし4月からの新しい職場では、まずもって教科教育の基礎基本?を「教え」なければなりません。現状批判などはご法度です。さてどんな授業を用意すればいいのか! 教科教育法は難しい(涙)。 |
|
|
■痛憤−教育って何?
−4月17日− |
旧知のベテラン実践研究者からお手紙が来ました。「教えること、情報の多さに拘泥し続ける教師根性、…情報量で子どもたちより絶対的優位に立つ事そのことから得られる教授の快感に酔いしれる異常さと言うか馬鹿さ加減に辟易していました。…知らない子どもを相手に知っていることをひけらかすことを目的に仕組まれた教師独善の授業設計。知らない子どもに知った喜びを学習と言い含める教師の作為的な作戦。どれも『それは違うやろう…』とつっこみたくなる毎日でした」。子どもの学びの姿に徹底的にこだわる氏は、情報量格差を埋めるだけなら、危険をおかして学校に来させる必要はないと言います。 |
|
|
■ダウン→第2回授業
−4月15日− |
8日午後の発熱は結局38度近くにまで達しました。珍しいことです。幸い、自宅のお隣が内科医なので、診察をしてもらって一安心でした。とにかく絵に描いたような「疲労の蓄積」です。考えようによったら、よく今までもったもんだとも言えます。様々な片付けも不十分なまま今日は第2回の授業。と言っても声はまだガラガラのまま。社会科には入らず、「教職をめざすみなさんへ」と題して教師と言う仕事の大変さとかその他について雑談風に話して終わりました。 |
|
|
■不思議、不思議
−4月12日− |
東京の有名大学の新歓コンパの幹事が、居酒屋に50人の予約をとっておきながらNO SHOWだったので、怒った店員が例によってネットに不満をぶちまけたところ、大学生のいいかげんさをなじる声が多数寄せられニュースショーの話題にもなりました。「識者」はこぞって若者の社会性の欠如を指摘していたのですが、「そもそも論」で言えば、18歳の新入生歓迎会をなぜ居「酒」屋でやるんでしょう。このことについてはだれも触れてなかったみたい。不思議です。 |
|
|
■電車の中の「時代」
−4月10日− |
仕事がらBS1の海外ニュースを見、新聞に一通り目を通すのが毎朝の日課ですが、まだ十分な余裕がないので、先日は電車の中で新聞を広げて読んでいました(往復とも着席できることが多い)。ふと気付いたら、そういうことをしているのは小欄だけでした。朝のラッシュのなかでサラリーマンが身をよじらせながらも新聞にかじりついている姿というのはある種の風物詩だったのですが、いつの間にかそんな風景は消えていました。時代の変化を実感しました。 |
|
|
■最初の授業、そして、
−4月8日− |
今日は最初の授業です。受講生がなんと56人。つまり発達支援専攻全員です。授業と言ってもすべてが「さらっぴん」ですから、とりあえずは事務連絡と学生の属性確認と自己紹介のようなことで終えました。気負わないのが一番です。予想よりも広い範囲から来ているので、地元の例を出しながら説明するがむずかしそうです。ところで、授業を終えたとたん、急に体がダル重くなりました。ついに来たか! 自宅に戻っ測ったら37度超。早速、新しい健康保険証にお世話になりました。ここ2か月突っ張ってきたのですが、ついにダウンです。 |
|
|
■美しい言葉たち
−4月6日− |
先月新党ができました。政策は措くとして、その謳い文句が気になります。いわく、「自由、共生、未来への責任」。でも、東西方向の交通と南北方向のそれが共生するには赤信号でどちらかの自由を奪うか、ロータリーで双方が不自由を味わうしかなく、自由と共生が両立しない概念であることなど、中学生でもわかる道理です。学校現場同様、政治の世界にも美しすぎる言葉が跳梁跋扈しています。ついでのことに「過去への責任」についてはどうなんでしょうか。 |
|
|
■成功体験
−4月5日− |
今日9時過ぎ、研究室関係の荷物が届きました。S引っ越しセンターのプロの技に感心することしきりでした。23個の段ボールを開け新品のピッカピカの書架に書籍をとにかく平積みし、そのあとこわごわPCをオンにしました。昼食後、学内LANに接続する作業を試みたのですが、なんと「一人で出来た」! 専門家からは笑われそうですがやはり成功体験って素敵。で、夜は祝杯。 |
|
|
■アンバランスの悲劇
−4月3日− |
先月は、引っ越し荷物の選択や配置、ライフライン関係の諸手続きなど、自分自身で思考・判断、つまり意思決定しなければならないことの連続でした。ところが4月に入って新しい職場に来たとたん、学内システムの説明など膨大な量の情報が雨あられと降り注いてきて、とにかく理解し記憶することに追われました。思考・判断と知識・理解、やはりすべてバランスが大切ですよね。 |
|
|
■発達課題
−4月1日− |
若いときだからこそ何とか乗り切れる…という例として出産や育児が挙げられますが、引っ越しもそうだなあとつくづく感じました。もちろん、歳をとった分だけ家財道具は増えますし、昨今はネット関係の移動作業もあるので当然かもしれませんが、ホント苦労しました。以前はこんなことなかったのに…。逆に言うと、若いころにこそいろいろシンドイ体験はしておくべきで、スマホの画面ばかり見ているような毎日は限りなくリスキーだということができるでしょう。 |
|
|
○
○ |
|
|
|
|
|