| ■ 今年度の5大ニュース後編(3月20日) | |
| 第4位は,珍しく2回も学会発表をしたこと。やりすぎです。日本国際文化学会と教育大学協会の研究集会。もっとも後者はいわゆる学会ではありませんが。第5位は,新授業科目「現代の諸課題と学校教育」を好評のうちに終えることができたこと。来年度は前期に移してさらにバージョンアップするつもりです。その他,中国からの留学生の王さんを迎えたことや講座主任として忙しくしたことなど,まあそれなりに今年度も話題がありました。まずまずの健康状態ですごせたことに感謝。 小欄も春休みをいただきます。新年度は4月2日に再開の予定です。 |
|
| ■ 今年度の5大ニュース前編(3月19日) | |
| 第1位は『異文化研究』に「戦略的本質主義」なる拙稿を上梓できたこと。瓢箪から駒とはこのことで,本当は今年の秋頃にと思っていた論文です。そこそこの業績を1つプラスすることができました。第2位は2月に附属小学校で総括講演をさせていただいたこと。講演の中身もそうですが,講演をしたという事実も含めて,附属と大学との関係についていろいろと考えさせられることが少なくありませんでした。第3位は学長補佐として7泊7日半で17都県の教育委員会訪問をしたこと。恐らく当分破られない記録でしょう。来年度はもうちょっとセーブするつもりです。た | |
| ■ 稲井時代(3月18日) | |
| 総合学習開発コース1期生で小ゼミ修了生でもある附属小学校の稲井智義先生が阿波市土成小学校教頭としてご栄転になることになりました。初めてお会いした平成3年5月。研究発表会の夜の「打ち上げ」の最中にお子さんが生まれたとかもうすぐだとかいう大騒動があったことをいまでも鮮明に覚えています。小欄の社会科授業研究の大半は稲井先生なしには語れないものでしたし,稲井先生もこの間,全国大会で何度も発表してウデを上げてこられました。仕事以外でも,月岡温泉の露天風呂やコペンハーゲンの中華料理屋におつきあいいただくなど思い出はつきません。そのご好誼への感謝をこめて,この16年間を「稲井時代」と呼ぶことにしましょう。どうか新任地でもご活躍を! | |
| ■ つながり(3月17日) | |
| 藤村ゼミに所属していた修了生が晴れて神奈川県に就職が決まり,しかも同期に村川ゼミに所属していた現職派遣の女性とゴールインするというおめでたい話が昨夜の送別会で発表されました。彼女がうまく特別選考を突破して神奈川で一刻も早く合流できることを祈るばかりです。このほか昨夜の会では,藤村ゼミ所属のM1がアシスタントで行っていた小学校を,2000年度小ゼミ修了生の小宮山先生(兵庫県・高校)がGTとして訪問し,しばし鳴門の話が出たという報告も受けました。 | |
| ■ 修了式,送別会(3月16日) | |
| 週間予報ではずっと「くもりときどき雨」だったので気を揉んでいたのですが,晴れ間も結構のぞくまずまずのお天気となりました。10時から学位記授与式。チャイナドレスやブルカ風など民族衣装も華やかです。代表の礼に合わせて自分たちも礼をするという基本動作を知らない学部生約20名。院生のなかにもまともに礼ができない者もいました。こういう基礎基本もきちんと教えて送り出すべきなのですが。夕方,ルネッサンスに移動。久しぶりに温泉を楽しんだ後,送別会にのぞみました。 | |
| ■ 『沖縄戦・渡嘉敷島「集団自決」の真実』(3月14日) | |
| 発売直後に購入していながら行方不明になっていた標記図書を見つけ,さきごろようやく読了。帯に「大江健三郎氏の『沖縄ノート』のウソ!」とあるので,歴史の真偽を再検証した著作内容なのだなと思ったのですが,いやいやこれがなかなか奥の深い読み物で,一言であえて言えば,戦争という異常時における人間の心理やl行動の深淵を深い愛情をもって描ききったという感じ。人間に対するその洞察の深さゆえに,結果的に「大江論」がぶっとんでしまっているという構図に見えました。 | |
| ■ 便り(3月12日) | |
| 今日は修了生から2つの便りが届きました。1つは02年度修了の川村先生(栃木県・小学校)からで,不安定だった学年を「総合で立て直した」というお便りでした。文面から想像するに,「〜の力をつける」ということよりも,,子どもにのびのびと活躍させることで,人間的成長の基盤を作ったというような1年だったようです。いま1つのお便りは99年度修了の坂井先生(佐賀県・小学校)から。来週,九州大学で講義をするというお知らせ。たいした活躍です。どちらも春にうれしい便りでした。 | |
| ■ レポート読み(3月10日) | |
| 「現代の諸課題と学校教育」のレポートを読みました。どれもこれも見事なものばかりでした。この講義は何度も小欄で紹介していますが,すこぶる好評で担当者としても力を入れてきただけに,受講生もそれにしっかりと応えて上質なレポートを作成してくれたということでしょうか。中には貴重な資料を添付してくれているものもあり,来年度の講義にぜひ生かしたいと思うものが少なくありませんでした。結局,教えたつもりでまた教えられたなあというのが講義を終えての感慨です。 | |
| ■ 忙しかった(3月8日) | |
| この時期にしては珍しく忙しい1日でした。10時から留学生の王さんの特別ゼミ。国際理解教育の現状と課題について,中国のそれもふくめてみっちり2時間協議。13時からは就職委員会。教育委員会訪問の結果が報告され,現場がいかに「人柄」重視で採用しているかが力説されました。でも大学のカリキュラムはそんなことはお構いなしで授業の設計や分析が中心。摩訶不思議なり! 14:40終了。15時からはM1の特別ゼミ。こちらも1時間半みっちり。今日はもうぐったりでした。 | |
| ■ 修士論文発表会(3月6日) | |
| 学内から「選抜」された10人のM2による発表会が,センター多目的室で行われました。各コースごとの口述試験や発表会はありましたが,大学院全体での発表会は初めての試みです。いろんなコースの研究が一同に会するのですから結構興味深い企画です。全般的な印象ですが,成果を短絡的に求めるあまり,まるで化学実験のような感覚で実践研究が展開されている嫌いがあり,それが現代の教育研究の悲しい現実の少なからぬ反映とは言え,ちょっと寂しい思いも禁じ得ませんでした。 | |
| ■ テンションあがらず(3月5日) | |
| 肩こりに寝不足に花粉症気味という状態で大学へ来ると,正面ゲートで出会った理事から大学院入学辞退者情報を聞かされ,これではテンションが上がるはずがありません。もちろん入学辞退はいつでもどこでもある現象なのですが,やはりこういう話題は気が滅入ります。午後は学部入試の判定会議。こちらは結構な倍率なのですが,それでも教育系全体に志願者が激減していると聞くと,教育職が必ずしもあこがれの対象ではなくなってきている兆しではなどと考えてしまいます。終日沈潜。 | |
| ■ 『教育実習実戦マニュアル』(3月3日) | |
| 広島大学の溝邊先生から標記新著が送られてきました。明治図書らしくマンガっぽい表紙デザインですが,中身は結構興味深いものです。実習に際しての必須アイテム,教室での立ち位置,挨拶の大切さ,子どもへのまなざし,しかり方その他,かゆいところに手が届くような丁寧な道案内が満載。妙に理論ぶらず,どちらかと言えば「心構え集」という性格が強く出ているので,表題から受ける印象ほどハウツー臭さはなく,むしろさわやかな印象を与えてくれているように思いました。 | |
| ■ 忍野村にて(3月1日) | |
| 大学入学前後の頃だったと思いますが,富士山麓忍野八海で水中に落下したものが別の沼から現れる不思議や本栖湖等の水位変化の不思議について書いた文章を読んで,すこぶる知的好奇心を刺激されました。そしてウン十年。今日その忍野村を訪問しました。昨今、実践、実践という声ばかりが強くて教養が軽視されているだけに,若いうちに,こういう自然界の神秘や社会の怪奇について多く触れておく経験というのは必要だなあと改めて考えながら,早春の水辺を歩きました。 | |
| ■ ちょっとのんびり(2月27日) | |
| 授業も終わり試験監督も終わったので,(学部入試関係者や現場の先生方には申し訳ないのですが)ちょっとのんびりしています。寒気がもどったとは言うものの予報に反してポカポカ陽気は続いていて,本学の早咲き桜はすでに満開です。久しぶりに書籍部で立ち読みしていたら,月刊誌のなかに,小宮宏先生(93年度修了,佐賀県・小学校)が書いたレポートを見つけました。歴史学習にもっとドラマ性をというような趣旨で,以前なら袋だたきにあったかもしれない主張です。小宮先生も相変わらず頑張ってるなとうれしくなりました。 | |
| ■ 現代の諸課題と学校教育(2月24日) | |
| この講義は予想以上に手応えのあるものとなりました。もともと,学校現場に流布している怪しげな言説をメッタ切りにした内容でしたから,下世話に言えば「偶像破壊の快感」というヤツで,それなりに面白いのですが,とくに最後の「平和教育のからくり」は,受講した現職から「学部・大学院の必修にすべし」との温かい励ましをいただきました。この授業の内容は以前ある研究会でレポートしただけで活字にしていなかったので,折を見てまとめてみてもいいかなと思います。1つの授業を分析し構造を抽出して背景を考察するというものですので,学術論文ではなく研究レポートの類になりそうですが。 | |
| ■ 最終回(2月22日) | |
| 昨日夕方に,「教育実践研究」の報告書が届きました。大学院生が1年かけて高知県の四万川小学校とともに学んだ結果が記されています。執筆・製本の苦労が伝わってくるような労作です。今日は「現代の諸課題と学校教育」の最終回。立候補した3人の現職が自分なりの意見を発表しました。正義論と人権教育論と学力論です。いずれも特定の教科や常識や理論に閉塞しない自由闊達な内容で,学部卒学生も積極的に議論に参加して,鳴門教育大学院らしい中身の濃い最終回となりました。授業担当教員としてこれほどうれしいことはありません。 | |
| ■ ふたたび附属へ(2月20日) | |
| 2時間目は今年度の最終ゼミ。長期履修の院生の発表がありましたが,ひょんなことから彼の修士論文のテーマが早くも決定。ゼミは大騒ぎ。午後,一仕事終えて附属へ。先日の大会の「反省会」。全体会では,教科教育の関係の先生方から授業構成論の明確化を期待する声(それが本業ですから当然のことでしょうが)が出たのに対し,小欄が参加した分科会「谷村テーブル」では,そういう声をある程度相対化しながら,それを人間学校としての附属の理念のなかにどう位置づけるか,ないしどう折り合いをつけていくかというような,一段高い位置からの議論が中心となりました。 | |
| ■ 総合演習プレゼン(2月18日) | |
| 2回に分けた全体発表会も無事終了しましたが,中身はますますワイドショー化,バラエティショー化しています。派手なパフォーマンスや見事なデジタル処理技術の割には訴える中身がそれほどでもないので,その乖離ばかりが印象に残ってしまいます。もちろん学生の努力が伺えないではなかったですし,指導する側のスタンスの影響もあるのでしょうが,小欄はどうも落ちつきません。折もおり,昨日,高知県の高校生が自由研究の成果を高知大で発表するようすがNHKで放送されていましたが,落ちついたプレゼンだったせいか,こちらの方が中身ありげに見えて仕方ありませんでした。 | |
| ■ ねむい週末(2月16日) | |
| 一昨日久しぶりに深更まで仕事をしたので,昨日は2時間目の「現代の諸課題と学校教育」をなんとか乗り切ったあとは,雑用を片づけたりしてアタマを使う仕事は極力避けて体を休めました。今週月曜日に帰国した近森先生も,さすがにアフガン疲れがたまってきたようです。今日もまだ眠たさは残っています。入試関係作業と手紙書きと書籍注文をして5時間目は「総合演習」の千秋楽。藤村,近森,谷村グループの発表がありました。 | |
| ■ 春一番(2月14日) | |
| 前回の上京は真っ赤になった講演原稿を携えての旅でしたが,講演も無事終わり,昨日はいたってのんびりと上京しました。今日はモノレールの駅で社会系の西村先生と出会ったので,一緒に羽田で昼食をとって徳島にもどりました。春一番とかで久しぶりにちょっとスリリングなフライトでした。昨今暖かいので春一番と言われてもありがたみはありません。5時間目は教職大学院その他の学内説明会。その後,想定内のことですが,午前0時過ぎまでかけて重要な書類の作成作業を行いました。 | |
| ■ 闘いすんで(2月11日) | |
| 総括講演「教師が研究するとはどういういことか」も,下欄にあるように無事終了しました。さらっと聞く分にはどうってことない内容ですが,表主題と裏主題という二重構造の論理を構築するのに2か月かかったことになります。今回はじめて,内容をあらかじめ完全に文章化しておき,PC画面に大写しにしたその原稿を見ながらしゃべるという方式を採り入れたのですが,たしかに準備は大変でしたが実演は非常に楽で,制限時間内に秒単位で終わるという離れ業が実現しました。余計なことですが,附属小からも「テープ起こしが省略できて助かる」と大変に感謝されています。 | |
| ■ 附属小研究大会2日目(2月9日) | |
| 今日は,時折小雨のあいにくの空模様でした。午後の講演会場には西宮市の山本指導主事や,(あとでわかったのですが)大阪教育大学の峯先生(92年度修了)も来られていて,昨日と合わせると本当に多くの方に支援いただいたことがわかります。小欄の総括講演はヤジもなく60分で見事に終了。そのあと関係者とだべって15:30,お茶の水の浅川先生ご夫妻とともに大学へ,16:20から総合演習全体発表。小西Gの八重山研修発表が終わるやいなやご夫妻を空港へ送り,そのまま徳島市内にもどって附属小の「打ち上げ」に参加。いやはやお疲れの1日でした。 | |
| ■ 附属小研究大会1日目(2月8日) | |
| うすぐもりのまあまあのお天気です。全体発表は予想外の出来映えでした。続いて稲井先生(02年度修了)の社会科授業。これまでの稲井イメージを一新する豪華絢爛な授業でした。事後研には,益田(兵庫県),茂松(高知附属),岡崎(と富山附属),岡田,浅川先生(お茶の水附属)など,豪華メンバーが顔を揃えました。午後の分科会は「総合」に出席しましたが,坂東先生のこれまた変身ぶりを見事に示すやわらかな授業と,小講座谷村千絵講師のいつもながらのさらしとした奥深い指導助言がありました。夜は,益田,金野(02年度修了,広島県小学校)先生と軽く旧交を温めました。 | |
| ■ 修士論文口述試験(2月7日) | |
| ここしばらく春のような陽気が続いています。午前は講座会議。来年度早々の口述試験の日程が4月21日土曜日という方向でほぼ煮つまりました。昼食後,附属講演原稿の最終チェックをしてすべての準備を終えました。14;40からは総合学習開発コース第5期生の口述試験。この学年は人数が少なく,今日の発表も2本という寂しさでしたが,この口述試験が終わると,別れと出会いの季節が迫っていることを実感します。 | |
| ■ 附属講演準備やっぱり(2月5日) | |
| 月曜日でしたが,とくに雑用もなく,講演原稿の方も順調に修正作業ができたので,昼からは再来週の「現代の諸課題と学校教育」のパワポ制作作業にかかることができました。今年度の授業とその準備もそろそろ幕です。夕方には,もうこれで大丈夫という確信がもてたので,CDを楽しみながら講演原稿をプリントアウトしましたが,自宅にもどるやいなや,またまた問題箇所を発見。結局かなりの赤を入れる羽目になりました。まったく際限ありません。セルフディベートのやりすぎでしょうか。 | |
| ■ 附属講演準備なかなか(2月4日) | |
| この「なかなか」というのは,「なかなかいいものができた」という意味ではなく,「なかなかゴールが見えない」という意味です。逃げ水みたいなもので,できたかなと思ったらまた新たな課題が生まれます。昨日は午後に研究主任の横山先生が紀要と要項をもって来られました。講演時間が実質60〜65分とのことでかなり気は楽になったのですが,内容的には再検討したいところが逆に増えました。今日は原稿いじりはしないつもりだったのですが,やっぱり2時間ほど画面とにらめっこしてしまいました。 | |
| ■ 附属講演準備いよいよ(2月1日) | |
| 飛行機の中というのは原稿修正作業には最適の空間で,いつも窓際の壁にポストイットを無遠慮に張りまくったりして仕事をしています。昨日,一昨日の上京の際も原稿修正を試みましたが,さすがに帰路は疲れて思考停止状態になりました。またホテルで最初の部分だけ「予行演習」した結果,このままだと60分という制限内に終わらない可能性があるので,再度調整の必要が出てきました。今日2時間目の「諸課題」は「平和教育のからくり」。珍しく時間オーバー。さ来週に持ち越しです。 | |
研究室日誌
2007:MAR/APR